ドラマ「極主夫道」
主人公・黒田龍(玉木宏)は、「不死身の龍」と呼ばれた、元・凶悪ヤクザ。
しかし、現在は専業主夫として平和な日々を過ごしていたが…!?
元凶悪なヤクザ・龍は、妻の美久(川口春奈)、娘の向日葵(白鳥玉季)と暮らし、家事を完璧にこなすパーフェクト主夫。
龍の中身を知らない人は、龍の身なり、口調から「今から抗争があるのでは」「やばい事が起きる」と慌てて勘違いするのが毎回ギャグで面白いです。
原作は、ウェブコミックサイト「くらげバンチ」に短期連載されたのち、同年5月18日から本連載を開始された「極主夫道」。
2021年8月時点で、累計発行部数は400万部を突破しています!
ドラマ「極主夫道」の「あらすじ&感想」を紹介します!!
ドラマ「極主夫道」のあらすじ
大きな抗争にたった一人で敵の組に乗り込み、一晩のうちに壊滅させたという伝説を持つ「不死身の龍」と呼ばれた、龍(玉木宏)。
しかし現在は極道から足を洗い、妻の美久とは「二度と人ともめ事は起こさない」と固く約束して結婚した。
妻の美久(川口春奈)と、久美の連れ子の向日葵(白鳥玉季)と幸せな日々を過ごしていた。
龍は毎日、出勤する美久に弁当を作り、掃除・洗濯・料理等を、すべての家事を任された「専業主夫」として、毎日忙しく過ごしていた。
龍は町内の婦人会にも参加していて、「見た目は怖いが優しい人だから」と、主婦たちや、商店街の人達とすっかり溶け込んでいた。
ある日の事。
龍が所属していた「天雀会」は、危機に陥っていた。
天雀会のライバル「大城山組」が勢力を伸ばしており、従わなければ潰すと天雀会にプレッシャーをかけてきた。
もし、大城山組と抗争になっても、衰弱していった現在の天雀会では勝てそうになかった。
天雀会会長・江口菊次郎(竹中直人)と、その妻・雲雀(稲森いずみ)は「龍がいてくれたら…」とため息交じりにつぶやく。
それを聞いていた龍の弟分・雅(志尊淳)。
雅は龍を待ち伏せし、龍がスーパーを出る所で話しかける。
雅は龍に「天雀会」と「大城山組」の状況を話し「組に戻って欲しい」と頼み込む。
しかし、龍に「俺は、専業主夫になったんや」と断るられるも、あきらめない雅だったが…。
ドラマ「極主夫道」のドラマ情報:キャスト
「極主夫道」/2021年10月11日~12月31日迄放送。
※日本テレビ系「日曜ドラマ」枠。
《キャスト》
・黒田龍 (玉木宏)
主人公。「不死身の龍」と呼ばれた元最凶のヤクザ。
天雀会の元構成員。ドスの効いた関西弁で話す。
美久との結婚を機にヤクザ稼業から足を洗い、専業主夫となった。
・黒田美久(川口春奈)
龍の妻。職業はデザイナーのキャリアウーマン。
家事の腕は料理を始め、父親に似て大雑把で酷い。
アニメの『ネオポリスガール』のマニアである。
・黒田向日葵(白鳥玉季)
美久が大学時代に出産した娘。しっかり者。
龍とは血がつながっていない。
・赤宮雅(志尊淳)
天雀会の元構成員で龍の舎弟。
喫茶店のウェイトレス・大前ゆかりに一目惚れしアプローチする。
・銀(マシロ)
・江口雲雀(稲森いずみ)
・江口菊次郎(竹中直人)
・大前ゆかり(玉城ティナ)
・遠野誠(水橋研二)
・三宅亮(本多力)
・太田佳世(田中道子)
・立花ユキ(新津ちせ)
・白川虎二郎(滝藤賢一)
・大城山國光(橋本じゅん)
・井田昇(中川大輔)
・岡野純(片岡久道)
・老舗スーツ屋店主(くっきー!)
・料理教室の先生(和田明日香)
《原作》おおのこうすけ「極主夫道」(くらげバンチ / 新潮社連載中)
《脚本》宇田学、モラル
《音楽》瀬川英史
《主題歌》Da-iCE「CITRUS」(avex trax)[50]
《法律監修》室谷光一郎、堀ノ内佳奈
《方言指導》山本篤、藤原未来
《家事監修》高橋ゆき(株式会社ベアーズ)
《アクションコーディネーター》富田稔
《チーフプロデューサー》前西和成
《プロデューサー》中山喬詞、清家優輝(ファインエンターテインメント)
ドラマ「極主夫道」の感想
①主人公の龍を演じた、玉木宏さん
主人公の黒田龍を演じるの玉木宏さん。
あの怖い顔で無理やりニッコリ笑う漫画の龍を思い浮かべてしまう表情がすっごく良かった。ぶれない役者っぷりに尊敬します。
昔、ドラマ「のだめカンタービレ(2006年~:上野樹里)」で、黒王子こと千秋センパイを演じる事に決まった時は、「こんな甘い顔で、黒王子の役が出来るのだろうか…」と思っていたが、見事に演じていた。
その後「神様はバリにいる(2015年:堤真一)」でチンピラぽい役を演じたり、最近では「マイ・ファミリー(2022年:二宮和也)」で刑事役をしているが、たまに怖い顔をするので、こいつが犯人なんじゃないかと思ってしまうほど。
このドラマで、なるほど怖い顔は適役なんだな笑と思いました。
②原作と違う設定もあるので注意
1.家族設定の違い
漫画→龍と久美の2人暮らし
ドラマ→龍と久美と娘の3人暮らし
娘の向日葵はオリジナル。
「久美が大学生で向日葵を産んだ」という設定もオリジナル。
2.久美の年齢が違う
漫画→26歳
ドラマ→娘向日葵が小学4年生くらいなので、久美の年齢は30歳(若くても29歳?)
3.大前さん
漫画→大前さんという人物はいない
ドラマ→喫茶店で働いている大前さんに雅が惚れる。なので店長もオリジナル。
4.龍が住んでいる家が違う
漫画→古いアパート
ドラマ→一軒家
5.ストーリーが違う
「龍が交通事故にあう」「夫婦の馴れ初めを明かす」など漫画には無かったストーリらしい。きっと、原作を見てる方はもっとあると思う。
③婦人会ネタが好き
龍が所属している「火竜町婦人会」。
婦人会会長を務める田中さんは、MEGUMIさんが演じました。
彼女の演じる田中会長は、本当にいい味だしてました。
婦人会会長というより、極妻ですよ。
江口会長や姐さんが霞んでみえました笑。
田中会長率いる、8つの町の婦人会の会長達が集まる「八竜会」が登場する第8話が面白くてインパクトに残っている。
婦人会って、ヤクザだったっけ?笑。
「八竜会」の理事長役を演じた石田ひかりさんは、笑いをこらえながら演技していたらしいです。
③雅(志尊淳)へのビンタが凄い
雅こと志尊淳くんへの「ビンタ」。
これ、リアルにいつもビンタされてるーー!!
龍には連続でビンタされ、雅が惚れている大前ゆかり(玉城ティナ)にもビンタされてます。他のキャストにも数えきれないくらい…
第9話でも、スーツ屋店主を演るくっきー!さんが、雅にいきなりのビンタ。
その後すぐに、「そんな流れありました!?」「俺かわいそすぎません!?」雅。
もろアドリブと分かるシーン。
かわいい顔しているのに、ここまで体を張る役者さんだとは思いませんでした笑。
玉木宏さんも、「先日も100%の力で思いっきりビンタさせてもらったんです。そんなことなかなかないですが、これは行くしかないだろうと(笑)」と志尊淳くんへのビンタに対して語り、志尊淳さんも「あれはやばかったですね。雷が落ちてきたみたいな感じで、0.5秒ぐらい記憶を失っていました(笑)」「まぁ僕自身もだんだん、殴られることに楽しさを感じ始めてきているんですけど(笑)」と語っていたらしいです。
昔、「烈車戦隊トッキュウジャー(2014年:志尊淳)」で、リーダーのトッキューウ1号を演じていた彼がどつかれまくるとは…。※因みにトッキュウ4号は横浜流星くんでした。
ドラマ「極主夫道」の感想まとめ
原作を見てない方が楽しめるかもしれません。
私はすごく面白かったです。
少し「家政婦のミタゾノ」を彷彿するシーンもありましたが、全くの別物。
こちらの作品の方がギャグが多いイメージです。
漫画でも、色んな作品がありますがギャグマンガのストーリーは一番連載を続けるのは難しいとされているらしいです。
そして、2022年の6月3日に映画「極主夫道 ザ・シネマ」というタイトルで公開される予定です。
ドラマの続編という事で楽しみです!!