arigatom’s diary

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映画感想『かがみの孤城』 あらすじ 感想 まとめ

映画『かがみの孤城

◎映画『かがみの孤城』は

 辻村深月による小説を映画化した作品。

 ※尚、小説は2021年3月時点で累計発行部数:100万部を突破!!

  さらに、2018年に本屋大賞を受賞。

 

◎2022年12月23日公開

 

学校での居場所をなくした主人公:安西 こころ(花守ゆみり
ある日、鏡が光りだし、中へと引き込まれる。そこで7人の仲間達と出会う。

🖊私は、同じころに上映していた「すずめの戸締り」のストーリーよりも
感動しました💕

 

 

前回のブログで書いていた通り

今回は、お正月に見に行った映画「かがみの孤城」を紹介します。

arigatom.hatenablog.com

 

 

映画『かがみの孤城』の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!

 

 

 

映画『かがみの孤城』のあらすじ

学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。

ある日突然部屋の鏡が光り出し、

吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。

 

さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、

「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。

 

期限は約1年間。

戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。

互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。

 

そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――

果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?

それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?

引用:「かがみの孤城」HPより https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/

 

 

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映画『かがみの孤城』の映画情報:キャスト

映画『かがみの孤城』/022年12月23日公開

 

《キャスト》

・こころ(當真あみ)

 中学1年生。

 いじめにより学校での居場所をなくし、家に閉じこもる。

 

・リオン(北村匠海矢島晶子

 中学1年生。 

 サッカー好きの少年。

 

・アキ(吉柳咲良)

 中学3年生

 しっかりもの。みんなのお姉さん的存在。

 

・スバル(板垣李光人)

 中学3年生

 飄々とした少年。

 

・フウカ(横溝菜帆)

 中学2年生

 ピアノが好きな眼鏡女子。

 

・マサムネ(高山みなみ

 中学2年生

 皮肉屋。ゲーム好き。

 

・ウレシノ(梶裕貴

 中学1年生

 惚れっぽい。

 

・こころの母(麻生久美子

 こころのことで悩みながらも、寄り添ってくれる。

 

・喜多嶋先生(宮﨑あおい)

 こころを優しく見守る「フリースクール」の先生。

 

・オオカミさま(芦田愛菜

 オオカミの面を被った少女。

 鏡の中の城に7人を招き入れる。

 

・真田美織(吉村文香)

伊田先生(藤森慎吾)

・養護の先生(滝沢カレン

・東条萌(池端杏慈)

・水守実生(美山加恋

 

《スタッフ》

《原作》辻村深月かがみの孤城」(ポプラ社刊)

《監督》原恵一

《脚本》丸尾みほ

《キャラクターデザイン・総作画監督》佐々木啓悟

《ビジュアルコンセプト・孤城デザイン》イリヤ・クブシノブ

《音楽》富貴晴美

《主題歌》優里「メリーゴーランド」(ソニー・ミュージックレーベルズ

《製作》髙𣘺敏弘、沢桂一、岩上敦宏、宮本典博、千葉均

    石川光久、茅野洋、只野正弘、加藤智啓、中嶋裕

    小櫻顕、廣瀬健一

《エグゼクティブプロデューサー》吉田繁暁、飯沼伸之

《企画・プロデューサー》新垣弘隆、櫛山慶

《アソシエイトプロデューサー》古橋宗太、秋田周平、片山暁穂

《アニメーションプロデューサー》藤田祥雄、渋谷晃尚

《演出》長友孝和

美術監督》伊東広道

《CGモデリングディレクター》稲垣宏

CGアニメーションディレクター》牛田繁孝

《撮影監督》青嶋俊明、宮脇洋平

《編集》西山茂

《音楽プロデューサー》高石真美

《宣伝プロデューサー》筧万弥子

《アシスタントプロデューサー》小布施顕介

 

 

 

映画『かがみの孤』の感想

 

かがみの孤城で出会った仲間たち。

フウカが、お城の中で出会ったのは、中学生の男女6人。

 

真面目なスバル

活発で姉御肌なアキ

サッカー少年のリオン

ピアノ好きのフウカ

ゲーム好きのマサムネ

惚れっぽいウレシノ。

 

フウカに出会って声をかける6人。

パッと見、普通の中学生と言う感じでだった。

表面上は悩みを抱えているようには人には見えない。

しかし、ふたを開けてみれば

みんなこころと同じように「心に傷」を抱えている子たちだった。

 

特にウレシノ。

彼は惚れっぽいのが特徴。

この城に来た女の子のことを順番に好きになっていた。

言い寄られた女の子はちょっと嫌そうだった。

そんなことを気にせずグイグイくるタイプ。

すごくポジティブ。

しかし、実はお金持ちなことで皆にいいように利用されていて

内容は壮絶だった。

 

ウレシノだけではなくて、徐々にみんな闇を抱えていて学校に行けていない子供たちただった。

本当は皆、うすうす気が付いていたのだけれど…。

 

しかし

リオンは外国のスクールに通っていたので、学校が終わってから城に来ていた。

いじめを受けていたわけではない。

なぜこの城に来ているのか…?

最後の最後にわかります。

 

城の中では、仲良くなり、ケンカになり、助けるために協力したり、どんどん仲間意識が高くなっていく。

 

現実世界で出会えていたら…。

一緒に過ごすことができていたら、かけがえのない仲間になっていただろうと思います。

 

②真田のいじめがありえないくらい酷かった。

主人公のこころが学校へ行けなくなった理由。

それは、クラスメートの真田のいじめの標的にされたこと。

 

最初は、こころが学校に通えなくなり、家に籠ってしまっている場面から始まりますが、少しづつ、真田のいじめの内容が明確になりどんどんエスカレートしていったんだなと分かります。

 

こころは、直接何も悪い事はしていない。

理由は、真田の「独りよがりの嫉妬」

真田が中学生からつき合い始めた彼氏が、小学生の頃、こころが好きだった。

それだけ。

そのことを知った真田が、嫌がらせをしてくるようになった。

 

真田はこころに「色目を使った」といい、他の女子を取り巻きにして孤立させる。

それだけでは収まらず、こころが好きだった彼氏に「お前みたいなブスは嫌いだ」と大声で言わせ、後ろで取り巻きたちと大笑いする。

さらに「ざまーみろ」と言わんばかりに、こころに「ブス、しね!!」と笑いながらいう。

怖すぎる。これが数カ月前小学生だった子供か??

と思ったけれど、まだまだ壮絶ないじめが続く。

 

こころの家へ、友達大勢を引き連れてくる。

「いるんでしょー?開けろ!!」と、チャイムを押し、ドアをドンドン叩き押しかけてくる。

居留守をつかうこころ。

当たり前ですよね。

こいつのせいで、学校にいけないし、会いたくないんだから。

 

さらに真田は、窓から侵入できないか庭にまで入ってくる。

「早く出てこい!!」と罵倒が繰り返されます。

こころは、「殺される」という恐怖を抱いてしまうくらいでした。

 

怖すぎる。

こんな精神的に追い詰めることを考え付く真田の心理が恐ろしい。

 

「不法侵入罪」

「脅迫罪」

その他もろもろ

少女であれど警察沙汰にもできるとおもいます。

しかし、冷静な判断ができる状態じゃないよね。

部屋に入られたら、もっとすごいことされそう…。

母親は留守だったので、どんなに怖くて心細かったかと思います。

しかし、このことは母親には告白できないままでした。

 

最終的には北嶋先生のおかげで、母親にも相談することができたこころ。

理由を知った母親は

どんなことがあっても、こころの味方でいてくれるようだったので、本当に良かったと思います。

 

さらにこの真田という女子。

先生の前だと「キャー!!イケメン先生――!!」と点数稼ぎをする。

いい子ぶり、権力者を味方につけていくのが凄すぎる。

その後、先生に対して「あいつ単純でバカだよね」と言う。

本当に中学1年生かなんだろうか?

きっと将来、銀座でホステスになれば

生き残ってナンバーワンになれそう(皆を蹴落としそう)。

だけど、成功しても破滅の道を進みそうなのも彼女っぽい気がする。

 

③最初は仲良くしてくれた萌。

こころのクラスに転校してきた、東条萌。

頭が良くてお金持ちそうで、人懐っこい性格。

こころと萌は仲良くなった。

 

しかし、ここでまた登場する真田。

取り巻き達と、こころと仲良くする萌を離れるようにし、さらに自分の取り巻き

にする。

 

最初はわからなかったけれど、こころの家へ押しかけて来た中にも

萌がいたそうです!

これは心が折れる…。

 

しかし、こころが学校にこれなくなった間、萌は真田のいじめの標的になってしまっていたようです。

理由は「彼氏に色目つかった」。

こころのときと一緒。

 

彼女は常に誰かを悪者にしないと気が済まないらしい。

 

しかし、最後はこころと萌は話ができた。

萌は強い心の持ち主だったけれど、そんな萌をも仲間に引き入れた真田の策略がおそろしいです。

 

 

こころの願いは「真田が消えて欲しい」だった。

アキやフウカに、真田のことを話していました。

すると二人は

いじめが酷すぎて「消えて欲しい」という願いに、すごく共感していました。

アキやフウカだけではなく

映画を見ている人がほとんど共感したのではないかなと思います。

 

 

映画『かがみの孤城』の感想まとめ

この映画には、伏線が何個もあります。

 

私はアキが、実はこの人なんじゃないか?と、紅茶の好みで分かりました。

 

そのことで

なぜ「現実世界で7人は出会えることができなかった」のかも

「北嶋先生がみんなに関わっていたか」も先にわかりました。

 

だけど

最後のオオカミさまの正体は予想外だった。

ストーリーと最後の「種明かし」のたたみかけ方が凄く良かった。

意表を突かれて、涙が!!!!!

 

孤城で皆が出会ったのは奇跡。

またどこかで再会することがあれば、思い出してほしいと願います。

 

ちょっと切ないけれど、過去を少し振り返りながら

みんな、大人になっていく。

そんな感じのラストでした。

 

そしてエンドロールで流された音楽。

「優里」さんは反則です。

泣いてしまう~!!という映画でした。

 

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☆おまけ☆

「かがみ孤城」は息子も気に入り

パンフレット購入しました!!

 

◆表◆

 

◆裏◆

 

◆中身(一部)◆

 

 

 

ついでに

前回買えなかった「すずめの戸締り」のパンフも…

arigatom.hatenablog.com

 

このとき特典で「新海誠本2」を貰いましたが

最近旦那の会社の人から「1」を貰ったそうです。

息子は大喜びで毎日のように見ています。

どんだけ好きなんだ笑