映画『すずめの戸締まり』
◎映画『すずめの戸締まり』は
◎2022年11月11日公開
災いの元となる「扉」を閉める旅に出た少女:岩戸 鈴芽(原菜乃華)の冒険と成長を描いた長編アニメーション作品。
私は「君の名は。」「天気の子」よりも好きでした。
映画『すずめの戸締まり』の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!
映画『すずめの戸締まり』のあらすじ
九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽(すずめ)は、扉を探しているという旅の青年・宗像草太と出会う。彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、そこだけ崩壊から取り残されたかのようにたたずむ古びた扉を見つけ、引き寄せられるようにその扉に手を伸ばす。
やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。扉の向こう側からは災いがやって来るため、すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。
数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだったが……。
引用:映画.comより https://eiga.com/movie/96308/
映画『すずめの戸締まり』の映画情報:キャスト
映画『すずめの戸締まり』/2022年11月11日公開
《キャスト》
・岩戸 鈴芽(原菜乃華、三浦あかり)
4歳の頃に震災で母親を亡くす。
その後、宮崎県の町で叔母の環と2人で暮らす。
閉じ師。日本各地の「後ろ戸」を閉じるために旅をしている青年。
廃墟に向かう途中で鈴芽と出会う。
・ダイジン(山根あん)
扉が存在する場所に現れる。
白い猫の姿をした神獣。
・岩戸 環(深津絵里)
漁協で働く鈴芽の叔母。
・岩戸 椿芽(花澤香菜)
鈴芽の母。
・岡部 稔(染谷将太)
・二ノ宮 ルミ(伊藤沙莉)
・海部 千果(花瀬琴音)
・芹澤 朋也(神木隆之介)
・宗像 羊朗(松本白鸚)
・ミキ(愛美)
《スタッフ》
《原作・脚本・監督》新海誠
《企画・プロデュース》川村元気
《エグゼクティブプロデューサー》古澤佳寛
《プロデューサー》岡村和佳菜、伊藤絹恵、伊藤耕一郎
《作画監督》土屋堅一
《美術監督》丹治匠
《制作プロデュース》STORY inc.
《挿入歌》
・神戸のルミのスナック
「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-(郷ひろみ)」(小説版)
「男と女のラブゲーム(日野美歌、葵司郎)」
・芹澤 朋也の車内BGM
「夢の中へ」(井上陽水)
「卒業」(斉藤由貴)
「バレンタイン・キッス」(国生さゆり with おニャン子クラブ)
「けんかをやめて」(河合奈保子)
映画『すずめの戸締まり』の感想
①映像はものすごく綺麗でしたが、少し「ハウル」に似ている。
新海監督の映画を映画館で見たのは初めてなので、改めて映像が凄く綺麗だと思いました。
ミミズと戦う時も凄く迫力があり、うちの息子は「ミミズが出てくるところが少し怖い(ちょっとトラウマ)」と言っていました。
それでも、映画の中で一番好きだと言っていました。
しかし…。
あとから「なにかに似ている」と思って考えていると
「ハウルの動く城」に似ていると分かりました。
「扉」「戦う」「扉の向こうで幼い自分(ハウルの場合はヒロインが幼いハウルに)出会う」「ハウルと草太のビジュアル(黒髪・長髪)
この点でしょうか。
ハウルの和風バージョンと言う感じ。
新海監督は宮崎監督をリスペクトしているらしいですが、やっぱり似てくる者なんですかね~。
②魔女の宅急便「ルージュの伝言」など、80年代の曲を中心に流れていた
すっごく80年代の曲を盛り込んだ作品でした。
草太の友人:芹澤が気をきかせてBGMをチョイスするのですが、全部懐メロです笑。
というか、現役大学生が、こんな懐メロばかり知っている訳ないだろーーと思いましたが、鈴芽が知り合うスナックのママ:ルミの店でカラオケを歌う客のチョイスも80年代(もしかしたらもっと昔かもしれない)がたくさん流れていました。
新海監督の趣味なのだろうか?と思うほど。
さらに、芹澤が最初にかける曲は「ルージュの伝言」。
しかも芹澤は「旅立ちの曲はこれでしょ。猫もいるし。」
と言う。
もう完全に「魔女の宅急便」の事ですよ。と語っていますね笑。
どう受け止めていいのか笑。
この事については、新海監督も「魔女の宅急便へのリスペクトとして表現したかった」と語っていたそうです。
③聖地巡礼もあるらしい
◎鈴芽が住んでいる町
宮崎県日南市
◎草太と初めて出会った時に見えた港
日南市の「油津港」
◎草太を追いかけてたどり着いた、温泉街の廃墟
熊本県「湯の鶴温泉」、大分県「杖立温泉」、「湯平温泉」、「天ヶ瀬温泉」
◎ダイジンを追うため、鈴芽と草太がフェリーに乗り込んだ港
大分県「佐賀関港」
◎フェリーから降りた土地
愛知県「八幡浜港」
◎帽子をかぶっているダイジンがいた駅
愛媛県「JR伊予大州駅」
◎鈴芽と草太が乗り込んだ列車の駅
◎鈴芽がルミさんの車に乗せてもらった時に渉った橋
◎観覧車のある遊園地
◎東京へ向かう新幹線
◎草太が住んでいる最寄り駅と、鈴芽が川へ飛び込んだ橋
東京都「お茶の水周辺」、「聖橋」
映画『すずめの戸締まり』の感想まとめ
途中で、終わりを思わせる映画のタイトルが出てきます。
その時「こんな中途半端で終わるなんてありえない…」と思いましたが
ちゃんと続きが少しあってよかったと思いました。
すずめの戸締りを見た人数分のおまけがあったので
息子は毎日のように眺めています。
そこまで気に入ったのか笑。
ちなみに「閉じ師」という職業はないのは分かっているのだろうか笑。
「閉じ師」は新海監督が
「何かを始める時は、地鎮祭のような祈祷の儀式をするけれど、何かが終わってく時はなぜ何もやらないんだろう」と言う疑問からのアイディアらしいです。
草太が祝詞を使うのもそこからきてるんだろうと思います。