arigatom’s diary

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映画感想『そしてバトンは渡された』 あらすじ 感想 まとめ

映画『そしてバトンは渡された

◎映画『そしてバトンは渡された』は

第16回本屋大賞で大賞を受賞した瀬尾まいこの小説を原作にした作品。

 

◎主演:永野芽郁

 

血のつながらない親のもとで育ち、4回も苗字が変わった主人公:森宮優子(永野芽郁と、誰よりも娘を愛していたが義理の母:石原さとみが、失踪し運命が意外な形で交錯していくストーリー

面白いのか?と疑問に感じながら見ましたが、最後は感動!泣き場所は3カ所ありました。最後まで見ないと、義理の母の梨花に少し腹が立ったままになります笑。
 

 

 

映画『そしてバトンは渡された』の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!

 

 

 

映画『そしてバトンは渡された』のあらすじ

血のつながらない親の間をリレーされ、これまで4回も名字が変わった優子。

現在は料理上手な義理の父・森宮さんと2人で暮らす彼女は、将来のことや友だちのことなど様々な悩みを抱えながら、卒業式にピアノで演奏する「旅立ちの日に」を猛特訓する日々を送っていた。

一方、夫を何度も変えながら自由奔放に生きる梨花は、泣き虫な娘みぃたんに精いっぱいの愛情を注いでいたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。

引用:映画.comより   https://eiga.com/movie/94847/

 

 

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映画『そしてバトンは渡された』の映画情報:キャスト

映画『そしてバトンは渡された』/2021年10月29日公開

 

《キャスト》

・森宮優子(永野芽郁

   4回苗字が変わる。

   現在の父の壮介のことは「森宮さん」と呼んでいる。

 

・森宮壮介(田中圭

  優子の継父で、現在の父親。

  優子を誰よりも大切に思っている。

 

・早瀬賢人(岡田健史)

 ピアノがすごく上手な優子の同級生。

 優子の憧れの存在。

 

・みぃたん(稲垣来泉

 いつもみぃみぃ泣くので「みぃたん」。

 義理の母である梨花が大好き。

 

梨花石原さとみ

 みぃたんを愛し、みぃたんの為に夫を代える。

 娘の幸せを一番に考えている。

 

・水戸秀平(大森南朋

 みぃたんの実の父親。

 夢を叶えるためにブラジルへ行く。

 

・水戸香織(奈緒

 みぃたんの実母。

 死別したため、みぃたんには記憶がない。

 

・泉ヶ原茂雄(市村正親

 梨花が選んだ2番目の夫。

 みぃたんにピアノを習わせるため、梨花が結婚。

 

・早瀬の母(戸田菜穂

・家政婦の吉見さん(木野花

・優子の友人(萩原みのり、中井千聖

 

《スタッフ》

《原作》瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫刊)

《監督》前田哲

《脚本》橋本裕志

《音楽》富貴晴美

《インスパイアソング》SHE'S「Chained」(ユニバーサル ミュージック)

《エグゼクティブプロデューサー》下枝奨、伊藤響、菅井敦

《プロデューサー》田口生己、飯沼伸之、白石裕菜

《アソシエイトプロデューサー》古林茉莉

《撮影》山本英夫

《編集》高橋幸一

VFXスーパーバイザー》諸星勲

《音楽プロデューサー》千陽崇之

《助監督》山下久義

《ラインプロデューサー》伊藤学

 

 

映画『そしてバトンは渡された』の感想

①優子のストーリーとみぃたんのストーリー

現在の優子のストーリーと、みぃたんという少女のストーリが交互に出てきます。

原作を読んでいないので、優子とみぃたんとの関係はどこで繋がるんだろう?と考えながら見ていましたが、途中でわかります。

「この、みぃたんって…」と。

小さいのに、みぃたんを見ていると「親の勝手ばかりで散々で可哀そうだな」と思いましたが、最後まで見ると、誰よりも愛されていました。


梨花という女性。

梨花と言う、自由奔放で「どんな手段を使っても手に入れる女性」を石原さとみさんが演じました。

こういう役は石原さとみさんはピカ一だなと思います。

美人で自分勝手で…普通にいたら、ムカつく女の対象だと思うのですが、何故か石原さんが演じるとそこまで嫌味にならない。

 

みぃたんの義理の母を演じます。

 

自由奔放過ぎたので、最初は父がいないところでみぃたんに意地悪をするのでは?とハラハラしましたが、実は真逆。

すごくみぃたんを可愛がっていて、夫よりもみぃたんが大好きで離れたくない!という感じを出していました。

二人がじゃれ合っていたりする姿は本当に可愛くて微笑ましい。

愛を感じました。

しかし、途中で泉ヶ原さんの家では途中でみぃたんを置いて数カ月帰ってこなかった。

その後、新しいみぃたんの父親を探す姿が、「なんて自分勝手なんだろう」とモヤモヤしましたが、実は理由がありました。

最後には真実が分かり泣けてきます。

 

③原作との違い

実は、原作と映画の違いは数点あります。

私が一番驚いたのは、私が泣き所だった場面は原作にはなかったという事。

 

ちょっとネタバレになってしまいますので、以下は気になる方は読まない方がいいかも。

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1.原作では義理の母:梨花は生きている。

 びっくりしました。

 とはいっても、原作ではもう病気でやっと結婚式に参列できたくらいらしいですが

 

2.卒業式で演奏したシーンはない

 この場面で優子がピアノを弾きながら、森宮さんを見てお互い涙を流すシーンは感動的でもらい泣きしてしまいましたが…。

 

3.原作では、実の父親のその後は描かれていない。

 映画では、梨花がみぃたんを奪われるのが怖くて、実の父親とみぃたんに手紙を渡してなかった。

優子が結婚を決めてから、梨花からの郵便物に実の父親からの大量の手紙が入っていた。

その後、父に会いに行くと、優子とおなじように、出されなかったみぃたんの手紙を梨花から受け取っていた。

しかし、実の父は、梨花からみぃたんは嫌われていると聞き、再婚していて子供までいた。

…ということは最後に、父親3人が結婚式に参加していたのは無かったことになるのかな…?

その他、みぃたんというあだ名の下りはないそうです。

ずっと優子で統一とか。

まんまと、映画オリジナルシーンに泣かされてしまいました笑。

 

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映画『そしてバトンは渡された』の感想まとめ

面白かったです。

考えてみれば、幼い頃から実の親と暮らしてこなかった主人公。

義理の両親に育てられたにも関わらず、主人公はどの親にも愛されていました。

最近では、義理の親に虐待するニュースが飛び交っていますが

血がつながっていないのに、凄く愛された子供の作品は興味をそそりました。

 

それはもしかしたら、優子が「ずっと笑顔を絶やさなかった」からかもしれない。

その笑顔は、梨花が「泣いてちゃダメ。こういう時こそ笑うの」

「笑うとラッキーが転がり込んでくるから」

と教えていたからかもしれません。

そして、梨花がポンポン夫を変えましたが、優子をちゃんと最後まで見てくれる心の優しい人を選んでいたのかも。

 

後から考えると、偉大だなと思いました。

 

私だけしか感じなかったかもしれませんが

優子役をした永野芽郁さんと、梨花役の石原さとみさんは

作品上出会っていません。

しかし、途中でなぜか優子の顔の表情がふと梨花に似ているぶぶんがありました。

 

息子は見るか分からないけれど、子供にも見て欲しい映画の一つです。