映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」
◎「怪盗グルーのミニオン大脱走」は、2017年公開された、怪盗グルーシリーズ第三弾!
◎ルミネーション・エンターテインメント制作の3Dコンピューターアニメーション・コメディ映画。
◎前作「怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年)」の続編!
映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!
映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」のあらすじ
前作で結婚したグルーとルーシーは、お互い反悪党同盟で働いていた。
新たな敵:バルタザール・ブラットが現れる。
彼は80年代の頃に「悪事を働く子役:バザタール」として世間から人気を得ていたが、今は落ちぶれ、子役時代と同じ悪事をして恨みを晴らしていました。
バザタールが「世界最大のダイヤ」盗もうとしましたが、グルーが死守。
しかし、バザタールを逮捕することが出来なかった事で、グルーとルーシーはクビになってしまう。
その事から、グルーが「悪の道」に戻ると期待していたミニオン達。
しかし「子供達のためにも悪には戻らない」と知ります。
ミニオン達はグルーに抗議し、悪態をつきます。
ミニオンの2人を残し、他のミニオン達は本当の悪党を探すために出て行きました。
その後、グルーの身に驚く事件が起こります。
「グルーには双子の兄弟がいる」と。
一人っ子だと聞かされていたグルー。
兄弟がいるとは知りませんでした。
母親に確認すると、グルーとその「兄弟のドルー」が生まれてから、父親と離婚したことを告白される。
そして、子供達には「お互い死んだ」と話すように決めたと。
真実を知ったグルーは兄弟のドルーと再会しました。
顔はグルーと瓜二つだが、グルーと違い髪の毛が金髪でフサフサ。
ルーシーとも三姉妹ともすぐに打ち解ける、明るい性格。
さらに大金持ち。
グルーは嫉妬心からか、ドルーを警戒していました。
しかし、ドルーはグルーと2人っきりになると、秘密を教えてくれました。
実は自分たちの父親は元有名な怪盗。
ドルーはその遺産で大金持ちになっており、地下には父親が使用していた武器などが沢山ありました。
ドルーは「父親は凄い怪盗だったが、自分は才能がなく、父親をがっかりさせてばかりだった」とグルーに本心を語ります。
いつも父さんはグルーを誉めていた。
グルーには盗みの才能があるので一人前にしてほしいと頼みこむが…。
映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」の映画情報:キャスト
映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」2017年6月30日(アメリカ)、2017年7月21日(日本)公開。
《キャスト》
・アグネス(ネヴ・シャレル:芦田愛菜)
・イディアス(デイナ・ゲイアー:矢島晶子)
・グルーの母(ジュリー・アンドリュース:京田尚子)
・バルタザール・ブラット(トレイ・パーカー:松山ケンイチ)
・サイラス・ラムズボトム(スティーヴ・クーガン:坂口芳貞)
・フリッツ(スティーヴ・クーガン:山寺宏一)
《スタッフ》
《制作》クリス・メレダンドリ
《出演者》スティーヴ・カレル
《音楽》ヘイター・ペレイラ
映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」の感想
①双子コンビが笑える
今回初めて兄弟がいると知った、双子のグルーとドルー。
顔も、背丈も体型も一緒、瓜二つ。
見た目が違うのは、髪の毛と、服が黒か白か。
ドリーは、初対面のルーシーと四姉妹にもすぐ打ち解けてしまいます。
自分の持っていない良いところばかりを気にするグルーは、嫉妬から早々に帰ろうとします。
しかし、ドルーから父親の秘密を聞き、遺産のスーパーカーに乗って二人でドライブし、すっかり意気投合。
その後、二人が入れ替わりルーシー達を驚かそうとするほど仲が良くなっていました。そのバレバレの変装にルーシー達はあきれ顔笑。
何も悩みがなさそうなドルーだったけれど「怪盗に向いていない」自分を変えたくて、グルーに特訓してくれと頼み込む。
仕方なしに、グルーとはドルーと一緒にダイヤを盗もうとするが、あきらかにグルーの足手まといになり、二人はケンカしてしまう。
しかし最後には、自分を敵からかばってくれたグルーを、不器用ながらに頑張り必死で助けようとしたドルーの姿に感動です!
似てるようで似ていない双子。
体型が重なるところも面白かった。
②母親としてのルーシー
前作でグルーと結婚し、いきなり3人の母親になってしまったルーシー。
母親らしくあろうと頑張る姿が目立ちますが、どこかズレておりが空回り。
特に思春期であるマーゴは、ルーシーによそよそしい。
「街のチーズ祭り」では、ルーシーが「ニコのチーズを誰も食べて貰えない」姿を見て「あの子のチーズを食べてあげなさい」とマーゴに言う。
嫌がるマーゴだったが、ルーシーの強制で仕方なくニコのチーズを食る。
するとニコは、マーゴが自分が好きなんだと勘違い。
その後、マーゴの家へプロポーズしにくる。
困まるマーゴ。
その様子を見たルーシーは、ニコに「ごめんね勘違いよ」と言うと、ニコが泣いて家へ帰ります。
ここまでは、ルーシーはマーゴの気持ちを考えずに自分勝手で酷い過ぎる。と思っていました。
その後、ニコの母親がルーシーとマーゴに怒鳴りこみに来ます。
酷い事を言ってくるニコの母親に対し、ルーシーがマーゴをかばい、怒鳴り返します。
さらにニコの母親を脅し、追い返しました。
ルーシーがマーゴに謝ろうとすると、自分を守ってくれたルーシーに笑顔で抱き着きました。
母親は強い。(いや、ルーシーだからか?)
マーゴは今まで2人の妹の面倒を見ていたので、守られるより守ってあげるばかりだった。
自分の為にここまでしてくれた大人は初めてだったかも。
そのこともあって、喜びは倍増だったかもしれませんね。
③今回は、ステージと刑務所の中のミニオン
グルーの元を離れたミニオン達は、お腹を空かせ、ピザ屋の配達のバイクを追いかけていく。
バイクは撮影現場に入っていき、ミニオンもひたすらバイクを追いかけます。
その後警備員に追われ、逃げた先が、歌のオーディションをしている撮影スタジオのステージの上。
スポットライトに照らされ、戸惑うミニオンが恐る恐る歌います。
次第にノリノリになり審査員も観客も大喝采!スタンディングオベーション!
しかしその後、警備員に捕まり、刑務所行に…!!
ミニオン大丈夫なんだろうか。
そう思ったのが間違い笑。
他の囚人を従え、好き放題のミニオン。
手を出してきた囚人を殴ったり、ミニオン達にタトゥーを入れたり。
悪党より悪党なんだけれど、かわいい…。
映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」の感想まとめ
今回のストーリーは
①ミニオンが離れる
②グルーの生き別れの双子が登場
③ルーシーが母親としての自覚を持つ
がメインでした。
今回は「80年代の栄光」にこだわっている敵が出てくるので、流れる曲は80年代に流行った曲が多いです。
有名どころだと、マイケル・ジャクソンやマドンナも流れていました。
バルタザール・ブラットの着ている服も80年代に流行った「肩パット」を強調したスタイルで面白かった。
グルーとの最終戦は、「音楽の武器(80年代流行ったであろう楽器)」を使い、ダンスバトルになっているのところが斬新でした。
そして
2022年のミニオンの映画
「ミニオンズ フィーバー」が2022年7月15日に公開されます!!
舞台は1970年代。
11歳の少年グルーをミニボスとして崇拝し、彼の子分となったケビン、スチュアート、ボブらミニオンたちのお話らしいです!!
映画館で見たい。
息子よ、一緒に行ってくれ~( ;∀;)。