ドラマ『ミステリと言う勿れ』
主人公:久能 整(菅田将暉)が
日常の中で事件に巻き込まれつつ
洞察力・知識で謎を解決へと導いていくストーリー。
ドラマ『ミステリと言う勿れ』は
田村由美によるミステリー漫画をドラマ化した作品。
※2021年には、第67回小学館漫画賞 一般向け部門を受賞。
ドラマ「ミステリと言う勿れ」の「あらすじ&ドラマ感想」を紹介します!!
ドラマ「ミステリと言う勿れ」のあらすじ
ある日のこと。
大学生である久能整(菅田将暉)は、朝から自宅のアパートでカレーを作っていた。
すると突然、大家が整の部屋へ「大隣警察署」の刑事2人を連れて訪ねてきた。
刑事が来た理由は、「昨夜10時、どこで何をしていたか」というアリバイを
整から聞き出す事だった。
整は「1人でカレーを作っていました。」と答える。
薮は付近の公園で、寒河江健(藤枝喜輝)の遺体が発見されたことを伝え
整のアリバイを証明する人がいない事から、警察署への任意同行を求めた。
整は警察署へ向かい、薮と青砥成昭(筒井道隆)の聴取を受けることになる。
殺害された寒河江は整と同じ「高校の出身」「同じ大学に通っている」
「寒河江が殺害された時刻に、整と争っているのを見た」という
目撃情報もあった事から、整は容疑者となっていたのだ。
しかし整は、「目撃情報もはっきりと自分だと言えるのか?」と
理屈を並べて返していき、警察の矛盾点を突き無実を訴える。
そんなことを警察とやり取りしていると、いつの間にか夜になっていた。
整は「とりあえず帰ってもいい」と言われるが、
「明日の取調べに応じる」という条件付きだったので
不満を感じていた。
整は帰宅する前に
刑事の風呂光聖子(伊藤沙莉)に預けていた「携帯電話」を受け取りに行くと
彼女の可愛がっていたペットが亡くなり、「ペットロス」に陥っている事を知る。
更に池本の妻が出産間近という話も聞こえてきた。
翌日、整が警察署に行くと、風呂光と池本が取調室にいた。
風呂光に「ペットが亡くなったんですか?」と聞き、言葉で慰める。
池本にも、出産を迎える妻への労りをアドバイスした。
しかし薮は、そんな整が犯人に違いないと青砥に告げるが…。
ドラマ「ミステリと言う勿れ」のドラマ情報:キャスト
『ミステリと言う勿れ』/2022年1月10日~3月28日放送。
※フジテレビ系「月9」枠。
【キャスト】
・久能整(菅田将暉:柊木陽太)
19歳の大学2年生。魚座。
天然パーマの髪と仏頂面が特徴的な青年。
土日にはよくカレーを作る。
趣味は絵画鑑賞(※印象派を好みグッズを集めている。)
大学では教育学部。
将来は教師志望。
〇大隣警察署
・風呂光聖子(伊藤沙莉)
・池本優人(尾上松也)
・青砥成昭(筒井道隆)
・佐橋謙介(三島ゆたか)
・入江(古河耕史)
〇犬堂家
・犬堂我路(永山瑛太)
・犬堂甲矢(久保田悠来)
・犬堂乙矢(阿部亮平)
・犬堂愛珠(白石麻衣)
〇整の関係者
・天達春生(鈴木浩介)
・美吉喜和(水川あさみ)
【スタッフ】
【原作】田村由美 『ミステリと言う勿れ』(小学館「月刊フラワーズ」連載中)
【脚本】相沢友子
【演出】松山博昭、品田俊介、相沢秀幸、阿部博行
【音楽】Ken Arai
【主題歌】King Gnu「カメレオン」(アリオラジャパン)
【プロデューサー】草ヶ谷大輔、熊谷理恵(大映テレビ)
ドラマ「ミステリと言う勿れ」の感想
①主人公:久能整のキャラクターが最高!
漫画で「ミステリと言う勿れ」を少し読んだことがあるのですが
続きが気になってしょうがなくなる程面白いです。
漫画でも一番個性的で魅力的なのは、やっぱり「主人公:久能整」です。
個性的で見た目は線が細く見えますが、中身は強い気がして
凄く味があるキャラクターでした。
ドラマと漫画を比べると、相違点もチラホラあります。
外見は、漫画の方が細くて弱々しく見えますが
ドラマの菅田さんは、声が通り体力がありそうな感じ笑。
少し見た目は違いますが
菅田将暉が演じる整さんも凄く魅力的で引き込まれました!
漫画でもドラマでも
整さんのウンチクも毎回楽しみでした。
「なるほどなぁ。」
と妙に、整さんの力説にいつも納得してしまいます。
例をあげるとすれば
⑴「よくドラマでは、真実は一つといわれますが、真実は人の数だけあるんですよ。」
「でも事実は一つです」
…ちょっと99.9を想いだしてしまいますね笑
確かに、何かを見て感じる事は人それぞれですもんね。
同じとは限らない。
⑵「人を殺したらいけないってことはないですよ。」
「別に法律で決まっていることでもないですし。」
「罰金はありますけど、人を殺しちゃいけないっていう法律はないです。」
これは、バスジャック犯人の「どうして人を殺したらいけないんだ?」という問いに
答えた整さんの言葉です。
逆に死刑は外国で禁じられている国もあります。
戦時中は、殺人=正義とされている事もあり
時代ごとに正義と悪は変化していくもので「絶対」と言うものはない。
と語る整。
故に法律は必ず正義とは限らない。
すごく考えさせられる言葉です。
その事もあって、整さんが事件のヒントを出してくれるのではないかと
刑事たちは期待して毎回頼ってきます。
きっと私も、刑事と同じように整さんを頼りにするだろうと思う。
②原作とドラマの違い。
まず、一番の違いと言えば
・風呂光聖子です。
⑴漫画とは違い、出番が大幅に増え、ヒロイン的扱いになっている。
※漫画では整さんと殆ど接している場面はない。
⑵原作での池本のセリフ、役割のほどんどが風呂光に付け替えられている。
⑶原作にない風呂光の登場シーンは全てドラマオリジナル。
⑷原作とキャラが真逆。
※原作→前向きで仕事ができる。
ドラマ→自信がなさそうで、周りから叱咤されている場面が多い。
⑸ドラマでは整に恋愛感情を抱き、レイカに嫉妬している場面も現れる。
と沢山ありますね。
原作を読んでいる方は、あれ?と思ったのではないでしょうか?
確かに毎回出番があり、ヒロイン的存在になってましたね。
その他には
・犬堂我路(永山瑛太)
⑴原作→大学院生と名乗る
ドラマ→大学の研究室と名乗る
⑵原作→愛珠の弟
ドラマ→兄。
・大隣警察署の青砥成昭(筒井道隆)
⑴原作→階巡査部長
ドラマ→警部
⑴原作→整と行動を共にしている
ドラマ→消滅
ライカさんは消えて欲しくなかったなぁ…。
③我路君とレイカさん。
バスジャック事件で、整さんが遭遇した我路君ですが
なんと演じたのは永山瑛太さん!!
ビジュアルが金髪だったので、最初は瑛太さんだとは気が付かず観ていました笑。
気が付いたのは、他の番組で瑛太さんが番宣で出演していて
「誰の役ででるんだろう?」と思っていたら
まさかの「我路君」だったので驚いた自分がいました。
その時はバスジャック事件は解決していました笑。
どんな役でもこなす女優さんですね!
最近ではネットフリックスでの「浅草キッド(2021:大泉洋・柳楽優弥)」で
たけしと同じ劇場で働いているストリッパー役:千春を演じていました。
この時のストリッパー役も凄く様になっていました。
ドラマ「ミステリと言う勿れ」の感想 まとめ
面白かったです!
毎回続きが気になる展開でワクワクしていました。
そして、途中からこのドラマを見だした子供もハマってしまい
「続きが映画化だったら見に行きたい」と言ってました。
…そうなんです、最終回まで見ましたが
続きがあるような感じで終わってしまったのです。
整さんの謎もそのまま回収されずに終わってしまったので
少しモヤモヤ。
また続きをドラマ化して欲しいと願わずにはいられません!