◇まえがき◇
私には親知らずが4本あるらしい。
4本とも真っ直ぐに埋まっているんですが、1本だけ1㎜弱くらい歯茎から頭を出している親知らずがあるらしい。
そこから虫歯になる可能性もあるので、今のうちに抜いておくか?相談がてら歯医者へ今年の春に行きました。
レントゲンを撮ると、親知らずよりも虫歯が数本あったことに驚きました(;'∀')
(コロナ禍で歯医者にずっと行ってなかった)
虫歯治療が先になりました。
そこは人気がある歯医者らしく、次の予約は1ヶ月後。
そんなことが数カ月続き…。
そして昨日は、銀歯の中が軽く虫歯になっている所を、引っぺがして治療し、新たに型を取り、借り歯を入れました。
そこで型取りの為に使われたのが
「型取りスキャナー」なるものでした。
こんなハイテクなもの、いつできたのだろう。
調べてみたら「口腔内スキャナー」というものらしいです。
「口腔内スキャナー(Primescan:プライムスキャン)」
「Primescan(プライムスキャン)」
口の中の様子を「小型のカメラ」で詳細に読み取るスキャナー。
歯の詰め物や被せ物などを製作する際に、使用。
口腔内スキャナーは、口腔内を小型カメラで撮影し、そのデータをもとにコンピュータを介して立体画像を再現し、モニター上に映し出す装置。
「光学印象」とも呼ばれ、口腔内の細部まで精密に捉えることができるので、必要な情報を正確に伝えることができる。
primescanは口腔内スキャンの中でも画期的な高精度センサー「スマートピクセルセンサー」が、1秒間に100万を超える3Dポイントを処理することで、リアルなデータを作成することができる。
※保険診療の対象外ですので、全額自己負担になるとか。
今回は高くなかったけれど、次回の金額は高いらしく、この料金もとられるのかも??
◇口腔内スキャナーはどんな治療時に使用できるのか?
・口の中の状態や、噛み合わせが見たい時
今までは歯の型を取り、模型に起こして治療計画を行っていたが、口腔内スキャナーにて模型の写真や噛み合わせを取ることで「型取りを行うことなく歯の状態と噛み合わせの情報が得られ、データ上に保存」しておくことができるようになった。
・被せ物や詰め物の型取りの代わりに口腔内カメラで撮影
詰め物やかぶせ物を作る時も、口腔内カメラを取ることで型取りすることなくデータで情報が得られ、技工士さんにデータで送ることができる。
そのことで、正確で素早く製作することが可能。
※現在、日本の保険制度では口腔内カメラでの型取りを認められていないらしい。
・マウスピース型矯正歯科装置のための口腔内撮影
口腔内スキャナーにより、歯科矯正に関してどの様に移動するかのシュミレーションを行うことが出来きます。
患者との共有をデータで行うことができるため、コロナの時代においてもテレビ電話等で、画像を見ながら治療の計画を話し合うことが出来る。
※格闘技の試合でマウスピースを作る時もきっとこれを使うのだと思われる。
◇スキャナーでの患者視点の利点
・型取り不要の口腔内スキャナー
口腔内スキャナーで数分間スキャンするだけで、口の中の様子を細部まで精密に把握することができる。
型取りのために印象材を口に含んで不快な思いをすることがなく、時間も短縮されるため、身体的・心理的な負担も軽減される。
◇スキャナーされてどうだったか
◇スキャナーでの患者視点の利点で「型取りのために印象材を口に含んで不快な思いをすることがなく、時間も短縮されるため、身体的・心理的な負担も軽減される。」とありましたが…。
ハッキリ言います。
つらい。
奥歯だったからか、スキャナーをとるのが新人おねーさんだったせいか、凄く時間がかかりました。
さらにこのスキャナーは、思ったよりもでかい。
奥に突っ込まれると唾液がでるし、息をする幅も少なくなって苦しい。
スキャン時は口の中が乾いてなければいけないらしく、何度も撮りなおすという地獄笑。
スキャンをする新人?おねーさんに、ベテランおねーさんが「そうそう、大丈夫、上手上手」と声掛けしているが、私じゃないよね?苦しいから早くしてほしい…。
そして喋れないから苦しい笑。
まとめ
往来の型取りも苦しいけれど、スキャナーも違う意味で辛かった。
スキャナーする場所にもよるのかな?奥歯じゃなかったらもう少し楽なのだろうか??
進化して、スキャナーを超小型にしてもらえたら、もっと楽にスキャンできると思う。
老人になったらもっとキツイと思うので、それまでにお願いしたい。
子供達も口が小さいのできついのではないかと思う。
◇あとがき◇
今回はスキャナーで型取りしましたが、借り歯を作る型は「往来のアレ」でした。
しかし、スキャナーの後だったので、往来のアレの方がとても楽に感じた。
が。
その型取りも上手くいかないらしく、2回もするはめに(´・ω・`)
今回は、治療が上手な年配の先生に治療してもらいましたが、助手の新人のおねーさんに強く当たっていたので少し可哀そうでした。
今日は先生、機嫌の悪い時だったのだろうか。
そして、こんな時に私は治療されて大丈夫なのかと思う不安。笑
スキャンと型取りのせいか、治療時間は1時間20分ほどかかる。
その間、ほとんど口を開けっぱなし。
治療に麻酔を追加したせいか、治療後は体が怠く、頭痛で苦しみました。
歯医者で痛いのも嫌いだけれども、息苦しいのが一番耐え難いです。
今朝はよく寝たおかげで、かなり回復しました。
いつか飲み薬だけで治療終わりになる未来が来ればいいな。