前作「マトリックス リローデッド(2003年)」の続編
マトリックスシリーズの3作目!!
映画『マトリックス レボリューションズ』は、2003年11月5日に
世界60か国で同時刻同時公開された作品。
主演はキアヌ・リーブス。
今回は現実世界「ザイオン」のストーリー中心。
AIとの戦い、自分の意思を自由に持った「ミスタースミス」との戦いは終結するのか?
当時「続編の予定はない」
とされていた「マトリックスシリーズ」の完結と言われる作品。
映画「マトリックス レボリューションズ」の「あらすじ&映画感想」を紹介します!!
- 映画「マトリックス レボリューションズ」のあらすじ
- 映画「マトリックス レボリューションズ」の映画情報:キャスト
- 映画「マトリックス レボリューションズ」の感想
- 映画「マトリックス レボリューションズ」のまとめ
映画「マトリックス レボリューションズ」のあらすじ
AIの攻撃を撃退したネオ(キアヌ・リーブス)は、昏睡状態が続いていたが
ネオの脳波はプラグが刺さっていないにも関わらず、マトリックス侵入時の状態になっていた。
しかしネオの存在は、マトリックス内を探しても確認できない状態だった。
その時ネオは「モービル・アヴェニュー」というマトリックスとソースの境界に捕らえられており
サティー(タンビーア・K・アトウォル)という少女と、その両親の3人に出会う。
この一家はプログラム達で、システムから逃げる為に「逃がし屋のトレインマン(ブルース・スペンス)」を待っていた。
一家はプログラムですが、自分達の責務を守るよりも、
愛する娘を守る為に、漂流者にすることに事に決めていたのです。
その時、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)達は
ネオがモービル・アヴェニューで捕らえられていることを
セラフ(コリン・チョウ)から伝えられ
モーフィアスとトリニティー(キャリー=アン・モス)は
ネオを解放させるた為にトレインマンに迫るが、逃げられてしまう。
仕方なく、モーフィアス達は
メロビンジアン(ランベール・ウィルソン)の元へ乗り込み
直接ネオを解放させる為に交渉し、了承させるが…。
映画「マトリックス レボリューションズ」の映画情報:キャスト
『 マトリックス レボリューションズ』/2003年11月5日公開。
【スタッフ】
【監督】アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
【脚本】アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
【脚本】ジョエル・シルバー
【製作総指揮】アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
ブルース・バーマン、アンドリュー・メイソン、グラント・ヒル
【音楽】ドン・デイヴィス、ベン・ワトキンス
【撮影】ビル・ポープ
【編集】ザック・ステンバーグ
【キャスト】
・ネオ:トーマス・A・アンダーソン/救世主(キアヌ・リーブス)
・モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)
・トリニティー(キャリー=アン・モス)
・ナイオビ(ジェイダ・ピンケット=スミス)
・オラクル(メアリー・アリス)
・ロック司令官(ハリー・J・レニックス)
・リンク(ハロルド・ペリノー・ジュニア)
・メロヴィンジアン(ランベール・ウィルソン)
・パーセフォニー(モニカ・ベルッチ)
・ジー(ノーナ・ゲイ)
・ミフネ(ナサニエル・リーズ)
・セラフ(コリン・チョウ)
・ベイン(イアン・ブリス)
・アーキテクト(ヘルムート・バカイティス)
・キッド(クレイトン・ワトソン)
・ウェスト評議員(コーネル・ウェスト)
・ディラード評議員(ロビン・ネビン)
・グレイス評議員(フランシーヌ・ベル)
・ラーマ・カンドラ(バーナード・ホワイト)
・カマラ(タリニー・ミューダリア)
・サティー(タンビーア・K・アトウォル)
・ローランド(デヴィッド・ロバーツ)
・ゴースト(アンソニー・ウォン)
・副官(ルパート・リード)
映画「マトリックス レボリューションズ」の感想
①今回は仮想世界(マトリックス)よりSFが多い
前作はマトリックス(仮想世界)と現実世界が半分くらいの世界感でしたが
今回は現実世界の戦いが圧倒的に多い作品となっていました。
現実世界の敵AIが、ロボットよりもエイリアンに近いフォルム。
AI達はザイオンに向かって侵略していきますが、到着するとAI自ら自分の仲間を増殖できる。(ウィルスプログラムみたい…)
とてつもない数で、こちらから攻撃をしても敵の方が圧倒的有利。
それでも戦うザイオンの戦士達。
どうやら、ネオが「この戦いを終わらせてくれる」と賭けているようで
それまで持ちこたえるつもりらしい。
「本当に大丈夫なのか?」とハラハラするくらい、ザイオンの戦士達がやられていく。
この戦いを観るたびに思い出すのは
世界感が「スターウィーズ(1977年~)」
敵のエイリアンっぽい姿が「メン・イン・ブラック(1997年~)」を思い出します。
②今回はミフネ隊長がMVP
今回は主役のネオ達よりも
私はミフネ隊長が一番カッコよくて印象に残りました!!
ザイオンの船長の中で、カリスマ的存在「ミフネ船長」。
彼は「APU」という機械兵器に乗り込み
最前線で奮闘し、圧倒的な敵の数にAPUが残り13機になっても怯まず
一人になっても戦い続けていました!!
その後、キッドという若くて新米の兵士が
生き残っているミフネ隊長へ弾丸を届けに行きます。
その後、キッドはミフネ船長のAPUに
弾丸をセットを無事完了する。
しかし、とてつもない敵の数と戦闘になる。
そのうちにAPUの「片腕の弾丸」も無くなってしまう。
ミフネ隊長は、キッドを庇いながら戦うが
さらに多くの敵に集中攻撃され
全身に傷を負い倒れてしまう。
(APUの操縦席はむき出しになっているから命はないよね…)
ミフネ隊長はザイオンへ向かっているモーフィアス達の船を通すために
「ザイオンのゲート」を開けなくてはならなかった。
しかし、自分は行けなくなったので
キッドに「俺の代わりにゲートへ向かってくれ」とと託す。
その時の二人のやり取りも感動した。
ミフネ「お前がゲートを開けるんだ。
錘を切れ。おまえならできる…。
急げ、時間が無い。」
キッドは不安そうに
キッド「船長…、
僕は訓練プログラムを終えていません。」
キッドは兵に志願したのは最近の事。
しかも、キッドは志願兵の「年齢制限」を満たしていなかったが
ミフネはキッドの志願に対する「心意気」を感じて入隊させたのだ。
しかしミフネは
「訓練プログラムを終えていない」
というキッドの言葉に対して
キッドに微笑んだ。
ミフネ「私もだ…。」
その最後の言葉を後に
ミフネ隊長は息を引き取りました。
キッドが、励まされた一言だった。
ミフネ隊長のストーリーが一番良かった。
カッコよすぎです!!
③エージェント・スミスとの決戦
ネオは、ザイオンへ向かってくる敵を抑えるため
「スミスを倒すの代わりに、平和を望む」と
デウスに交渉します。
デウスは承諾しスミスとの最終決戦が始まります。
デウスにより
マトリックスの世界へ侵入すると
ネオの目の前にはスミスが待ち受けていた。
ネオとスミスの周りには、
スミスが乗り移った、とんでもない数の人々が
ビルの窓から2人の戦いを観戦するかのように
見守って?いました。
オリジナルのスミスとネオの
一対一の戦いが始まります。
前作と違い
2人は空中戦。
最終決戦が見どころだと思っていたが、
思っていたよりもすぐ戦いが終わってしまった。
最終的に
ネオがスミスに取り込まれ
その後、逆にネオがスミスを取り込む(ハッキング?)。
スミスの体は光りを発し、消えていく…。
ザイオンも平和になったようだった。
映画「マトリックス レボリューションズ」のまとめ
最後は、サイオンの人々が平和になって喜びに満ちていた。
キッドが目立った感じでワイワイやっていたが
全てミフネ船長の手柄なのに…となんだかモヤモヤ。
最後はネオが生きているのか分からずに終わってしまった。
そして、トリニティは最後までどこまでもネオと一緒だと思ったのに
スミスの決戦前に事故で亡くなるなんて、こんな終わり方はないだろうと
あっけにとられてしまいました。
この映画の続きは
「マトリックスレザレクションズ」になります。
この映画から、18年後の映画になってしまうのですが
気になる方はぜひ。