arigatom’s diary

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映画「アーヤと魔女」あらすじ 感想 まとめ ジブリ初!3Dアニメーション映画!

映画『アーヤと魔女』は、

劇場公開前である2020年12月30日に

NHKで放送され

2021年8月27日に劇場公開された作品。

主人公:アーヤ・ツールの声優は平澤宏々路。

小憎たらしいが、やっぱり憎めない少女が主人公。

キャッチコピーは

「わたしはダレの言いなりにもならない。」

 

監督は宮崎駿の長男:宮崎吾朗

 

 

映画「アーヤと魔女」の「あらすじ映画感想」を紹介します!!

 

 

映画「アーヤと魔女」のあらすじ

1990年代のイギリス。

何者かに追われている赤髪の女性は

「子どもの家」という孤児院に手紙を残し、

赤ん坊を置いて去っていきました。

 

手紙の内容は

【追われている魔女から逃げ切ったのちに迎えに来る】

【赤ん坊の名前は“アヤツル”】

と書き残されていた。

 

子どもの家の園長は

「アヤツル」という名前が気に入らず、

その赤ん坊には「アーヤ」と名付けて

園に迎え入れます。

 

それから何年も経ち

アーヤは10歳になっていました。

アーヤは周囲の人間の心を掴むのが上手く

物事を進めていく子供になっていました。

そんなアーヤを誰もが特別扱いし

自分の思いどうりになる孤児院での生活は

なに不自由なく満足をしていました。

 

ある日、孤児院に

派手な魔女「ベラ・ヤーガ」

異様に背の高い男性「マンドレーク」が

子どもたちを引き取ろうとやって来ました。

 

しかし、自分の思い通りになる

「子どもの家」を離れたくないアーヤ。

2人の前で、気に入られないように

変な顔をするが

引き取る子供をアーヤに決定するのだった。

 

仕方なくアーヤはベラ達に引き取られることになるのだが…。

映画「アーヤと魔女」の映画情報:キャスト

『 アーヤと魔女』/2021年8月21日公開。

【スタッフ】

【監督】宮崎吾朗

【原作】ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

【企画】宮崎駿

【脚本】丹羽圭子、郡司絵美

【キャラクター・舞台設定原案】佐竹美保

【音楽】武部聡志

【キャラクターデザイン】近藤勝也

【CG演出】中村幸憲

【アニメーション演出】タンセリ

【制作プロデューサー】森下健太郎

【監督補佐】郡司絵美

【プロデューサー】鈴木敏夫

【主題歌】「Don't disturb me」

 作詞:宮崎吾朗作曲:武部聡志

 歌:シェリナ・ムナフ

 ギター:亀本寛貴(GLIM SPANKY)

 ベース:髙野清宗(Mrs. GREEN APPLE

 ドラム:シシド・カフカ

 キーボード:武部聡志

【エンディングテーマ】「あたしの世界征服」

 作詞:宮崎吾朗、作曲:武部聡志

 歌:シェリナ・ムナフ

 ギター:亀本寛貴(GLIM SPANKY)

 ベース:髙野清宗(Mrs. GREEN APPLE

 ドラム:シシド・カフカ

 キーボード:武部聡志

 

【キャスト】

・アーヤ・ツール(平澤宏々路、テイラー・ペイジ・ヘンダーソン

・ベラ・ヤーガ(寺島しのぶ、ヴァネッサ・マーシャル)

・マンドレーク(豊川悦司、リチャード・E・グラント)

・トーマス(濱田岳ダン・スティーヴンス

・アーヤの母親(シェリナ・ムナフ、ケイシー・マスグレイヴス)

・Mr.ジェンキンス(岩崎ひろし      JB・ブラン)

・孤児院園長(木村有里、パンドラ・コリン)

・カスタード(齋藤優聖、ローガン・ハンナン

・フィリス(鈴木花穏、サマー・ジェンキンス

・サリィ(石田さくら、ヴィヴィアン・ラザフォード)

・孤児院副園長(柊瑠美、アレックス・カルタナ)

・料理長(トーマス・ブロムヘッド)

・料理人(エヴァカミンスキー

 

映画「アーヤと魔女」の感想

ジブリらしくないヒロイン。

この映画を初めて見たのは

年末のテレビ放送の途中からでしたが

最初に見た感想。

 

「この子、意地悪キャラじゃなくてヒロインなの?」

でした。

 

意地悪そうで、眉間にしわが寄って

いかにも悪役っぽい。

「大人を思い通りに操ってやる」

大人と取引をしたり

機嫌を取るために

思ってもいない事で褒めちぎったり。

 

子供らしい子供とはいえないけれど

この年にして、世渡り上手すぎ。

 

エンドロールで出てきた制作会社が

スタジオジブリ

 

え!このアニメ、ジブリだったんかい!

とツッコミました。

 

ジブリのヒロインって

もっと、こう清楚系だったりしませんか?

 

新しい試みなのかと思ったら

駿さんではなく息子さんの作品だった。

 

でも、このヒロインは嫌いじゃない。

意地悪そうに見えるけれど

どことなく子供らしい純粋さがあって

凄く魅力的だと思いました。

 

②海外でも高評価。

2021年2月3日からアメリカで

「アーヤと魔女」の劇場版が公開をスタート。

 

そしてその2日後、2月5日から

海外で展開している

動画配信サービス「HBOmax」にて

デジタル配信をスタート。

 

さらに

・アニメーションを対象とする

 「アニー賞」の「最優秀ストーリーボード賞」

 

・英語版でベラ・ヤーガの声優を務めた

 ヴァネッサ・マーシャルさんが

 「最優秀声優賞」にノミネートされていました。

 

海外でも人気とは嬉しいですよね!

 

この映画の原作者は

ジブリハウルの動く城(2004年)』の

著者でもある

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」さんです。

 

そのことからも

人気に繋がったのかもしれません。

 

 

 

 

③原作との違いは??

原作は『ハウルの動く城(2004年)』の著者でもある

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」さん。

 

ジブリでは「原作」がある場合

話の内容が変更される場合が多いようです。

 

しかし「アーヤと魔女」は

ほとんど原作と「同じセリフ」が使用され

忠実に描いているようです。

 

しかし、明らかに原作と違う点もありました。

 

1・「アーヤの母親」

【原作】アーヤの母親は登場せず、赤ん坊のアーヤの側にあった手紙のみ。

【映画】母親がバンドのヴォーカルだったという姿も、映画オリジナル。

エンディングで、母親がアーヤの住んでいる家を訪ねる事は原作にはない。

その為、母と一緒にチャイムを鳴らしていたカスタードは

原作ではアーヤの家を訪ねずに終わっている。

 

2・ヒロインの名前

【原作】「Earwig」。

なんと、「ハサミムシ」という意味!

なぜ「ハサミムシ」なのか?

「二つ結びの髪形が、ハサミムシのようだ」

「ハサミで捉えたものを、離さないという、力強い性格」

【映画】「アーヤ・ツール」

 

原作も映画の名前も

ヒロインの性格から考えられた面白い名前です。

しかし、映画の母親はオリジナルとは意外でした。

 

 

映画「アーヤと魔女」の感想まとめ

「お手伝いが欲しかったからお前を選んだ」と言われ

ベラたちの家で

家事や魔法薬作りを手伝わされるアーヤ。

 

絶望的になりながらも

「逆にこの大人達を操って、私の思い通りにしてやる」

と悪役のようなことを発するのですが

今までの「助けを待つヒロイン」ではなく

「自力で切り開いていくヒロイン」です。

たくましいです。

(10歳とは思えない…)

 

最後はベラとマンドレークがアーヤを

まるで自分たちの娘のように、お嬢様の様に扱い

お互い幸せそうで、心温まります。

 

私もアーヤの様に要領よくなりたい笑。

お子さんと一緒に見るのもおススメです!!