映画「リメンバー・ミー」
◎『リメンバー・ミー』は、
・ピクサー・アニメーション・スタジオ製作
・ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給
・アメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ファンタジー・アドベンチャー映画。
〇英語のタイトルは「COCO」。※主人公のひいおばあちゃんの名前
映画「リメンバー・ミー」の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!
映画「リメンバー・ミー」のあらすじ
舞台はメキシコ。
リヴェラ家の夫が、音楽家になるために家族を捨ててしまう。
それからというもの、残された妻のママ・イメルダは音楽を嫌うようになり、家庭に「音楽禁止の掟」を立てることに。
イメルダは娘のママ・ココを育てるため「製靴」で家族を養います。
その後もすっと「製靴業」と「音楽禁止の掟」は、先祖代々引き継がれていきました。
そして現代の話。
ココはお祖母ちゃんになり、忘れられない父の事を思いながらも、認知が衰えていきました。
ココのひ孫である、ミゲル・リヴェラ(主人公)は靴屋を継ぐより、昔事故で亡くなった、エルネスト・デラクルスのようなミュージシャンになる事を夢ていました。
音楽が諦めきれず、家族に隠れて屋根裏部屋で彼の曲を弾く日々を過ごしています。
ある日、メキシコのイベント「死者の日」の出来事。
ミゲルは自宅の祭壇に飾られている「幼いココと両親が映っている写真」を見た。
ココの父親の顔の部分だけは破られていました。
ミゲルは、その写真に写っている高祖父が持つギターは、デラクルスの物と同じと気が付きます。
その事から、音楽の「コンテスト」に出ようとする。
しかし祖母エレナや皆に反対され、ギターを壊されてしまうと、ミゲルは家を飛び出しました。
その後、デラクルスの遺品のギターを見つけ、演奏しようとしました。
その瞬間から「死者が見える」ようになり、逆に「生きている人」からは自分が見えなくなり、触ることも出来なくなる。
その後、死者の国で高祖母のイメルダに会い、こう告げられる。
「死者の日に死者の物を盗んだ者は、ここへ飛ばされる」
「生きている者が、死者の国で日の出を迎えると帰れなくなる」
「祭壇に写真が飾られてない者は、死者の国から出られない・そして忘れ去られると二度目の死が訪れる」
という掟を教えてもらうが…。
映画「リメンバー・ミー」の映画情報:キャスト
映画「リメンバー・ミー」
2017年11月22日公開/全米、2018年3月16日公開/日本公開
《キャスト》
・ミゲル・リヴェラ(アンソニー・ゴンザレス:石橋陽彩)
・ヘクター(ガエル・ガルシア・ベルナル:藤木直人)
・エルネスト・デラクルス(ベンジャミン・ブラット:橋本さとし)
・エレナ・リヴェラ(レニー・ヴィクター:磯辺万沙子)
・ママ・ココ(アナ・オフェリア・ムルギア:大方 斐紗子)
《スタッフ》
《監督》リー・アンクリッチ
《脚本》エイドリアン・モリーナ
《制作》ダーラ・K・アンダーソン
《制作総指揮》ジョン・ラセター
《出演者》アンソニー・ゴンザレス:ガエル・ガルシア・ベルナル:アラナ・ユーバック
ベンジャミン・ブラット:レニー・ヴィクター:アナ・オフェリア・ムルギア
《音楽》マイケル・ジアッチーノ
《主題歌》シシド・カフカfeat.東京スカパラダイスオーケストラ
「リメンバー・ミー」(日本版エンドソング)
《編集》スティーブ・ブルーム:リーアンクリッチ
映画「リメンバー・ミー」の感想
①ハロウィンの時期に見たくなる映画!
この映画の舞台はメキシコ。
日本でいう「ハロウィン」は、仮装してワイワイ騒ぐイメージですが
メキシコでいう死者の日とは 11 月 1 日と 2 日 にある祝日のことです。
日本でいうと、お盆に近い行事らしいですね。
この作品でも、先祖がこの日だけ帰ってきていましたね。
ちょっと日本のお盆と違うのは
お祭りになり、カラフル&派手&盛大に祝われるのが特徴。
死者の日というと、ちょっぴり暗いイメージが湧きますが
反対にとっても可愛くカラフルです。
②リメンバーミーの舞台となったのは…??
メキシコの「リメンバー・ミー」の舞台となったであろう場所を紹介します!。
①グアナファト
「死者の世界」の街モデル。
この街は「世界で最もカラフルな街」と世界文化遺産として登録されている、かなり有名な場所です。
②オアハカ
「死の国といえばオアハカ」と言われるほど、死の国のイベントの盛り上がりが凄いらしい。
マリーゴールドとキャンドルをもって進行したり、ダンサーが「骸骨メイク」&「民族衣装」で踊ったりします。
お墓には、マリーゴールド、生前好きだった食べ物やお花、そしてキャンドルなどを飾ってあるのを見かけます。
日本のお墓とはまた違ってカワイイイメージです。
③親子で見ると楽しめる映画。
この作品のキーワードは、「家族」「先祖」だと思います。
はじまりは家族に裏切られてできた掟。
しかし、主人公は掟に縛られず、自分のやりたい事をやろうと行動にでました。
そのことで、誤解も解けて温かいラストを迎える事ができる…。
そんな映画。
映画「リメンバー・ミー」の感想まとめ
温かいだけではなく、ハラハラドキドキのストーリーも勿論ありますので
楽しいと思います。
この作品で切ない設定だなと思うのが
死者は「自分の写真が飾られていない」=「忘れ去られたもの」は
二度目の死=無になる
ということです。
※日本版の作品名「リメンバー・ミー」→私を忘れないではこういう事ですね。
そう、おばあちゃんになったココが自分の父を思い出せないという事は
高祖父は消滅してしまうということ。
ここだけが、ディズニーですが、ちょっと残酷だなと思いました。
他は、本当に心が温まる映画。
ハロウィンはもうすぐ。
金曜ロードショーあたりでやらないかなぁ。