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映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』 あらすじ 感想 まとめ

映画「ザ・ファブル  殺さない殺し屋」

◎映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は、南勝久による「週刊ヤングマガジン講談社)」で連載された漫画を映画化した作品。

・第41回講談社漫画賞一般部門受賞(2017年)。

・2022年4月時点でシリーズ累計部数は1600万部を突破している人気作品。

◎今回の作品は、前作「ザ・ファブル」と同じく、ボス(佐藤浩市)から「一年間、誰も殺すな。一般人として普通に生きろ」「誰かを殺したらお前を殺しに行く」と命令されている、伝説の殺し屋:ファブル(岡田准一)を描いた作品。

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映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!

 

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」のあらすじ

4年前。

少女達に売春をさせていた組織の者たちが次々と殺害される。

そして立体駐車場にいた売春組織の金髪男は、殺し屋から車で逃走しようとしていた。

その助手席に、佐羽ヒナコ(平手友梨奈)という少女が縛られた状態で泣いていた。

その瞬間「目出し帽」を被った男が現れ、金髪男の喉をナイフで斬り殺害。

目出し帽をかぶった男は「どんな相手も6秒以内に仕留める」と、裏社会で恐れられる伝説の殺し屋「ファブル(岡田准一)」だった。

しかし、殺害された男の足が偶然にも車のアクセルを踏んでしまい、車は暴走

ファブルはヒナコを助けようと車の中に突入する。

車は壁を突き破って地面へと落下し、ファブルは間一髪でヒナコを救い出すと、下に停めてあった別の車の屋根に飛び移る。

ファブルはヒナコの無事を確認するとそのまま姿を消した。

 

その事件から4年後

「子供達を危険から守るNPO団体」代表の宇津帆(堤真一の側には、、4年前の事件で足を怪我し「車椅子生活」となったヒナコがいました。

ヒナコは宇津帆の「NPO団体」の手伝いをしながら生活をしていた。

宇津帆は世間的には子供たちを守る善人としての活動をしているが、裏では凄腕の殺し屋である部下の鈴木(安藤政信)と共に、金持ちの親を持つ「スネかじりの若者」から大金を巻き上げては殺害し、失踪したかのように見せかけていた。

 

一方、ファブルは、相棒の洋子(木村文乃)と兄妹を装って潜伏生活を送るために、デザイン会社「オクトパス」でアルバイト生活を送っていた。

ある日、宇津帆のNPO団体に元「真黒カンパニー」社員の井崎(黒瀬純が加入する事になる。

宇津帆は4年前にファブルに仲間を殺された組織の生き残りであり、ファブルの情報を得るために井崎を雇った。

そして車椅子生活となったヒナコは、公園の鉄棒に掴まり、立ち上がろうとする訓練をしていると、たまたま通りかかったファブルが4年前に助けた少女だと気付く。

 

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映画「ザ・ファブル」の映画情報:キャスト

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」…2021年6月18日公開。

《キャスト》

・佐藤明/ファブル(岡田准一

佐藤洋子(木村文乃

・佐羽ヒナコ(平手友梨奈

・鈴木(安藤政信

・井崎(黒瀬純/パンクブーブー

・貝沼(好井まさお/井下好井)

・女優(橋本マナミ)

・ジャッカル富岡(宮川大輔

・清水岬(山本美月

・田高田(佐藤二朗

・クロ(井之脇海

・海老原(安田顕

・ボス(佐藤浩市

・宇津帆(堤真一

 

《スタッフ》

《原作》南勝久ザ・ファブル」(講談社ヤンマガKC」刊)

《監督》江口カン

《脚本》山浦雅大、江口カン

《音楽》グランドファンク

《主題歌》レディー・ガガ&アリアナ・グランデ「レイン・オン・ミー」(ユニバーサル ミュージック)

《アクション監督》横山誠

《ファイトコレオグラファー岡田准一

《エグゼクティブ・プロデューサー》吉田繁暁、伊藤響

《プロデューサー》藤村直人、宇高武志、佐藤満

《共同プロデューサー》谷生俊美

《ラインプロデューサー》下村和也

《監督補》川井隼人

《助監督》猪腰弘之

ガンエフェクト納富貴久男

《カーアクション》西村信宏

《編集》和田剛、板倉直美

《音楽プロデューサー》茂木英興

《宣伝プロデューサー》清宮礼子


 

 

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の感想

①アクションがパワーアップしています!

主人公であるファブル役を演じた岡田准一さんのアクションは、凄いのは勿論でしたが、4年前の事故のカーアクションに驚きました。

暴走した車を止める為に、岡田さんは引きずられるような形にもなるんですが、ハラハラドキドキします。

軽くボンネットに飛び移り、割れた窓ガラスの扉にしがみついたままハンドルを操作するのですが、他の車や建物にぶつかりそうでぶつからない!!

ギリギリを攻めすぎています!

ハリウッド映画のような演出やアクションで、最初から映画に釘付けになります!

 

堤真一さんの演技力。さすがだと思います。

表向きは「子供達を危険から守るNPO団体」、裏の顔は「殺し屋」。

その二面性がある、宇津帆役を演じたのは堤真一さんでした。

NPO団体の時は、とても優しく子供想いに装っている。

しかし裏の顔は、4年前に少女に売春をさせた張本人だったりするので根っからの悪人です。

4年前の事件では、ファブルのターゲットだったはずが、途中でボスの命令でターゲット外された人物。

宇津帆達のターゲットとなった者は金を巻き上げられて殺されていく。

殺し方も、ゾッとするやり方でした。

さらに傍らにいるヒナコを騙し続けている最悪の人物。

怖いくらいに、この二面性を完璧に演じた堤さんは本当に凄い。

表の顔の笑顔も、だんだん怖く見えてくる。

ドラマ「妻、中学生になる(2022年:堤真一)」で心が優しくて思いやりのある主人公の夫を演じていた彼とは思えないほど。

ちなみに堤さんは、映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」で受賞しています。

「第45回日本アカデミー賞」の「優秀助演男優賞です。

 

映画「ガリレオシリーズ 容疑者Xの献身(2008年:福山雅治)」で犯人役を演じた堤さんの演技に感動したの事も思い出します。

 

③洋子のアクション

今回は前作よりも洋子のアクションが見れます!

今回は宇津帆が雇った凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)と、キッチンでの格闘シーン。

ファブルの自宅にやってきた鈴木。

そこにいたのは、ファブルの偽りの妹を演じている洋子のみ。

洋子は鈴木が何者か気が付き「一人で来るなんてなめられたもんね」と言い「私はファブルより強いわよ」と、目にもとまらぬ速さで応戦!

このシーンでは監督がこう語っていました。

「女性がパンチやキックをするとどうしても弱々しく見えることが多いので、どうしたら本当に強そうに見えるかっていうのを岡田(准一)さんと話していたら、岡田さんはヨウコに締め技をつけてきたんです。

それに乗じて足がよく見えるホットパンツにしたことで、セクシーで強いヨウコのアクションができたと思います」

と岡田さんのアドバイスを受けて、作り上げたとか。

洋子を演じた木村さん自身、岡田さんからアクションの指導を受けたそうです。

岡田さんのアクションの教え方って、見栄えがいいとか悪いとかではなく、そこに至るまでの導入だったりする。たとえば、締め技なら“締めにいく形”があって、それを教えてくださるんです」

「アクションへの考え方がずいぶん変わりました」

と影響を受けたとか。

 

④今回の主題可歌もレディー・ガガ

今回の主題歌は

レディー・ガガ&アリアナ・グランデ

「レイン・オン・ミー」(ユニバーサル ミュージック)

です!

前作の主題歌もレディー・ガガで、好きな曲だったんですが、今回の「レイン・オン・ミー」も凄く好きな曲!

ラストで歌が流れたのでビビりました笑。

 

↓アリアナ、めっちゃかわいい

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当時、「本物PV」

渡辺直美ユリアンのコラボPV」見比べて息子とハマっていていた。

www.youtube.com

凄く元気がでる笑。

この渡辺直美さんをレディー・ガガがフォローしてました。

そして、二つの動画をあわせたものもあります。

動きがほぼあっているのに驚き。

vimeo.com

 

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の感想まとめ

今回は、前回よりも少し怖い感じがあったのは堤さんの演技なのかもしれない。

ヒナコ役の平手友梨奈さんも「足が麻痺した」少女の演技は迫真の演技でした

彼女をトコトン利用したのが宇津帆で、仲間だなんて思っていない。

しかし、鈴木は宇津帆と違い、殺し屋なのにヒナコを最後に守ろうとしていた。

何故、ヒナコを守ろうとしたのか?

仲間だったから?妹のように思っていたから?「堅気に手をださない」というプロの流儀があったから?

最後はヒナコに奇跡が起きて、鈴木と二人で立ち去っていきますが、その後が気になりますね。

映画的には、アクションも最高でした。

ただ、前回と同じように年齢制限はないのですが、血が噴き出す、首をつられたまま…、売春…などあるので、お子さんとは見ない方が賢明かもしれません。