映画「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」
◎劇場版『ONE PIECE』第15作目。
◎FILMシリーズの第4作目。
◎原作連載25周年という節目の記念作品であり
「ルフィとシャンクス」を元に、今回ヒロインであるウタが生まれた。
映画「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!
映画「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」のあらすじ
音楽の島「エレジア」。
世界の歌姫である「ウタ」の初ライブがこの島で、開催されようとしていました。
彼女の歌声は「別次元」と称され、世界中の人々を魅了しており、今まで素性を隠しながら歌を発信していましたが、初めて公の場に姿を見せてライブを行うということで、エレジアのライブ会場には何万人ものウタのファンの大観衆が集結しています。
その中にはルフィ達麦わらの一味も姿もありました。
そして、遂にウタがステージに姿を現し、ライブが開幕します。
しかし、その観客の中ではウタを狙う海賊や、CP0のブルーノ・海軍のコビーが潜伏しています。
いきなりステージにいるウタを「クラゲ海賊団」が誘拐しようとします。
その直後、ルフィがステージのウタに駆け寄り声をかけました。
ウタもルフィに気が付き、再会を喜びます。
実はルフィとウタは、幼少期にフーシャ村で共に過ごした幼馴染みだった。
麦わらの一味が驚き、ウタと知り合いなのか?とルフィに聞くと、当たり前のように
「だってこいつ、シャンクスの娘だもん」と陽気に答える。
その言葉を聞いた会場中が、ウタが海賊たちの仲間なのか?と騒然となる。
クラゲ海賊団はウタを誘拐しようとするが、ウタは2曲目を歌いながら不思議な能力で海賊を拘束してしまう。
「皆、悪い海賊たちは捕まえたから大丈夫」と観客を安心させる。
その後、ウタはルフィと仲間達を歓迎し、その不思議な能力でもてなすが…。
映画「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」の映画情報:キャスト
映画「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」/2022年8月6日公開。
《キャスト》
◇麦わらの一味◇
・ナミ(岡村明美)
・ウソップ(山口勝平)
・サンジ(平田広明)
・フランキー(矢尾一樹)
・ブルック(チョー)
・ジンベエ(宝亀克寿)
◇赤髪海賊団◇
・シャンクス(池田秀一)
・ベン・ベックマン(田原アルノ)
・ラッキー・ルウ(土門仁)
・ヤソップ(小林通孝)
・ライムジュース(小野健一)
・ボンク・パンチ(中村浩太郎)
・モンスター(島田敏)
・ビルディング・スネイク(二又一成)
・ホンゴウ(緑川光)
・ロックスター(斎藤志郎)
◇ビッグ・マム海賊団◇
・シャーロット・リンリン(小山茉美)
・シャーロット・ペロスペロー(内田夕夜)
・シャーロット・オーブン(木村雅史)
・シャーロット・ブリュレ(三田ゆう子)
◇その他の海賊◇
・ベポ(高戸靖広 / 上田麗奈)
◇海軍◇
・イッショウ「藤虎」(沢木郁也)
・モモンガ(太田真一郎)
・コビー(土井美加)
・ヘルメッポ(永野広一)
◇世界政府◇
・カリファ(進藤尚美)
・ロブ・ルッチ(関智一)
・五老星(野田圭一、緒方賢一、園部啓一、平野正人、増谷康紀)
◇その他原作キャラクター◇
・マキノ(大本眞基子)
・ゼウス(水島裕)
・チャルロス聖(茶風林)
◇オリジナルキャラクター◇
・ウタ(声:名塚佳織 / 歌:Ado)
・ゴードン(津田健次郎)
・サニーくん(桑島法子)
・ロミィ(新津ちせ)
・ヨルエカ(梶裕貴)
《スタッフ》
《原作・総合プロデューサー》尾田栄一郎
《監督》谷口悟朗
《脚本》黒岩勉
《音楽》中田ヤスタカ
《美術監督・美術設定》加藤浩
《CGディレクター》川崎健太郎
《撮影監督》江間常高
《主題歌》
・オープニングテーマ…劇中歌「新時代」
作詞・作曲 - 中田ヤスタカ / 歌 - Ado
・エンディングテーマ…劇中歌「風のゆくえ」
作詞・作曲 - 秦基博 / 歌 - Ado
《劇中歌》
・「私は最強」
作詞・作曲 - Mrs. GREEN APPLE / 歌 - Ado
・「逆光」
作詞・作曲 - Vaundy / 歌 - Ado
・「ウタカタララバイ」
作詞・作曲 - FAKE TYPE. / 歌 - Ado
・「Tot Musica」
作詞・作曲 - 澤野弘之 / 歌 - Ado
・「世界のつづき」
作詞・作曲 - 折坂悠太 / 歌 - Ado
映画「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」の感想
①ウタのライブ映画のような映画
ウタが登場し、最初からフルで「新世界」を歌っていました。
CMでよく聞いていた歌だったのでワクワクし、2曲目もウタの能力「ウタウタの実」の能力で夢のような楽しい画像と歌がマッチしていて良かったと思います。
しかし、3曲目からは少しダレてきました…。
5曲目からは、曲調も最初とは変えてきているのだけれど、少し飽きてきたような感覚になってきました。
ウタの歌はAdoさんが歌っており、凄くパンチがきいていて映画館なので音響がよく、凄くよかったのですが…。
多分、一人の人物の歌を映画で何回も聞いていたからこんな感覚になったのではないかと思います。
たとえば、ミュージカル映画であれば、一人の人物だけではなく相方がいますから。
しかもアニメ映画で一人のヒロインが終始歌い続けるとは
「ボヘミアンラプソディ(2018年:ラミ・マレック)」のフレディマーキュリーもビックリでしょう笑。
ウタが映画の中で歌った曲数はなんと7曲。
フルで歌った歌も多かったので、ワンピースという映画を見に来た人は少しダレてしまうと思います。
②麦わらの一味の影の薄さ&戦闘シーンの少なさ
今回は、ヒロインであるウタがメインという感じの映画でした。
ウタの話が8割でワンピースの登場キャラがおまけという感じ。
いつも映画ではヒロインのナミが活躍している感が強いのに、今回の出番はほとんど無いに等しい…。
ロビンは、トットムジカの謎を解くためにほんの少し活躍していましたが。
麦わらの一味の主力であるゾロとサンジの必殺技って出てたっけ?というような感じです。
さらに、息子が好きなシャーロット家のカタクリが再登場したにも関わらず、殆ど戦闘シーンも活躍もなかったので、息子は不満そうでした。
③でも、ウタのストーリーは中々良かったと思う。
ウタの幼い頃のストーリーや、シャンクスとの繋がり、なぜシャンクスはウタの前から姿を消したのか、というシーンはウルウルきました。
世界に歌を配信するようになって世界から人気が上がっていったウタ。
まるでAdoさんのようです。
しかし途中から、世界中のファンの期待に応えようとして悩んでいたウタがだんだん壊れて病んだ表情になっていったウタ。
ウタの気持ちに合わせて曲調も変えた歌になっていたので良かったと思う。
息子がトットムジカの曲がカッコよくて好きみたいです(ウタが病んでますが…)
私は
「私は最強」と
「逆光」ですかね。
ちょっと、歌い方が椎名林檎さんに似ている部分がある。
そして曲調がゲーム「ペルソナ5」を思わせるような曲。
④ラストでの戦い、ワンピースっぽくってホッとした
このまま、戦闘シーンが少ない感じで終わってしまうのだろうか…。
そう思っていましたが、トットムジカを倒すシーンに興奮しました。
アリがちだけれど、現実の世界と、ウタに引き込まれた世界で、同時にトットムジカを攻撃すると、ダメージを与えられると言うシーン。
ワンピースのキャラが集結・協力してラスボスを倒すシーンです。
あれ?なんか前作品「ONE PIECE STAMPEDE」に似てる気がする…笑。
ここで、ウソップと父:ヤソップの胸アツシーン。
だけど、漫画ではまだ出会ってないのに…。映画で先にやってしまっていいのだろうかと思ってしまいました。
しかしこの映画で、シャンクスは相当強いんだと分かりました。
シャンクスとルフィは再会できないけれど、別々の世界でお互いを感じるシーンは良かった。
映画「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」の感想まとめ
ワンピースの映画として見たら、不満ですが、ウタが主役のアナザーストーリーだと思えばいいのかな?と。
ウタがウタウタの実で皆を幸せの世界へ連れて行ってあげるんだ。と言った結果の世界は、「NARUTO」の無限月読とかぶります。
丁度今、息子がNARUTOにハマり、現在完結へと向かって見ているところですが、息子も突っ込んでいました。
でもAdoさんの歌声は凄く良かったと思います。
「うっせいわ」よりも、こっちの曲の方が好き。
Adoさんが好きではなかった夫は、この映画を見た数日後、「ウタの歌/CD」を購入しました。ミーハー笑
おまけ
ウタを模写してみました。
なんだかんだいって、家族みんな影響されている…。