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映画『花束みたいな恋をした』 あらすじ 感想 まとめ

映画「花束みたいな恋をした

◎映画『花束みたいな恋をした』は、菅田将暉有村架純のダブル主演

終電後に恋に落ちた2人の忘れられない5年間を描いた作品。

 

 

映画「花束みたいな恋をした」の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!

 

 

映画「花束みたいな恋をした」のあらすじ

大学生の山音麦 (菅田将暉)

Googleストリートビューに自分が写っているのを発見

そのことで人生最大の喜びを感じていた。

しかし、現在は交通調査のアルバイトをしながらなんとなく生活していました。

お笑いコンビ「天竺鼠」のワンマンライブにも行きそびれ、彼は燃え尽きていた。

 

一方、映画や小説が好きな大学生、八谷絹(有村架純)

天竺鼠」のワンマンライブに行こうとしたが

偶然出会った知人男性と飯を食べに行くことになってしまい

ライブに行けませんでした。

 

ある夜、麦と絹は

終電を逃してしまたことをきっかけに知り合う。

他の終電を逃したサラリーマンと会社員風の女性、絹、麦の4人は

カフェで時間を潰すことになる。

 

麦はその店に「押井守」がいることを発見。

3人に伝えるも、サラリーマンと会社員の女性はピンと来ていませんでした。

が、絹だけが気づいていました。

押井守をを知っている人に出会えたことを、絹は内心喜んでいた。

 

カフェを出ると、絹は麦に「押井守」を見た興奮を伝えました。

 

麦と絹は意気投合し、居酒屋に入り、お互いのことを話し始めます。

履いているスニーカーや好きな小説、映画の趣味の傾向が同じことに気が付く。

さらに、行きそびれた天竺鼠のライブなども同じだった。

共通点が多い二人。

 

麦が趣味で作ったガスタンクの映像を編集した「劇場版ガスタンク」の

話題で盛り上がり、絹は「劇場版ガスタンク」を見るために、麦の部屋へ向かう。

 

麦の部屋へ行くと、本棚に並べられた本は、絹の本棚とそっくりだった。

その近くには、スケッチブックあり

中を見せてもらうと「麦が描いたイラスト」があった。

絹は「私はこの絵が好きだ」と告げました。

 

そこから二人は何度かデートを重ね

最初に出会ったファミレスで、麦は絹に告白。

付き合うことになった二人は初めて手をつなぐ。

 

恋人同士になった二人は

大学卒業後にフリーターとなり

調布市郊外の多摩川沿いの部屋を借りて「同棲生活」を始めました。

 

絹の後押しもあり、イラストレーターを志した麦。

しかし、その仕事は安く買い叩かれてうまく行かなかった。

 

絹は簿記の資格を取り医院の事務仕事を始める。

 

その後、二人の親たちは二人の同棲している部屋に訪ねてきます。

二人にこれからの生活や、社会人としての責任感を問いかけていました。

 

そして麦は親からの仕送りを絶たれてしまうことになる。

これでは生活費するお金が足りなくなると

麦は二人の生活維持のために、営業として会社に就職した。

イラストと仕事を両立させるはずだった。

しかし、仕事の忙しさからイラストへの熱意を失っていく。

 

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映画「花束みたいな恋をした」の映画情報:キャスト

映画「花束みたいな恋をした」/2021年1月29日公開。

 

《キャスト》

・山音麦(菅田将暉

・八谷絹(有村架純

・羽田凜(清原果耶)

・水埜亘(細田佳央太)

・川岸菜那(韓英恵

・青木海人(中崎敏)

・恩田友行(小久保寿人

・原田奏子(瀧内公美

羽村祐弥(森優作)

・中川彩乃(古川琴音)

・沖田大夢(篠原悠伸)

・卯内日菜子(八木アリサ

・本條朱音(萩原みのり)

・嶋村知輝(福山翔大)

・加持航平(オダギリジョー

・バロン(サザエ、キャビア、ジャック)

押井守押井守:本人)

・土志田美帆(PORIN:Awesome City Club

富小路翔真(佐藤寛太劇団EXILE

・エンジニアの男性(岡部たかし:切実)

・八谷早智子(戸田恵子

・八谷芳明(岩松了

・山音広太郎(小林薫

 

《スタッフ》

《監督》土井裕泰

《脚本》坂元裕二

《撮影》鎌苅洋一

《照明》秋山恵二郎

《イラストレーション》朝野ペコ

VFXプロデューサー》赤羽智史

《助監督》石井純

《プロデューサー》有賀高俊、土井智生

《インスパイアソング》Awesome City Club「勿忘」(cutting edge

 

 

 

映画「花束みたいな恋をした」の感想

①5年間でどんどん二人の距離感が増えていく

最初は、趣味も考え方も全てマッチングしていたんですけどね。

この二人。

見ているこっちがこそばゆい感じになるほど、イチャイチャしていたのだけれど

麦がイラストレーターを諦め、本腰を入れて仕事をし始めると

二人にどんどん距離が。

 

変わらない絹。

変わって行く麦。

 

絹が休日に約束していた事もわすれて、仕事の予定を入れてしまう。

「あ、そうだった」

とやっと気が付くけれど、絹は「いいよ一人でいく」

と我慢する。

 

終いには麦は「そんなの前に見たやつだろ?意味あんの?」

と小ばかにしたようなセリフを吐いていくように。

 

さらに「夢を追うなんてばからしい」と

過去の自分までも拒否。

 

ずっと我慢していた絹。

生活してくお金さえあればいいと思う麦。

 

最後にでた二人の言葉。

絹「もう別れよう」

麦「結婚しよう。子供ができれば、この生活だって変わる」

 

いやいや、麦さん、あなた子育て舐めすぎだろと

思っちゃいましたけど笑

 

途中で、麦が凄く嫌な男に見えてしまったのは

同性である絹の立場からみているからなのかなーと思ってみていたのですが

男性から見た麦はどうなんだろ。

とふと思いました。

 

まぁ菅田さんの演技のうまさなんですかね。

 

映画「花束みたいな恋をした」の感想まとめ

結局、二人の5年間の恋物語

最初から最後まで客観的に見ていたような映画でした。

 

主人公が、菅田将暉さんと有村架純さんじゃなかったら

最後まで見たかどうかわからない笑。

 

この映画を見ていたら

映画「恋妻家宮本(2017年:阿部寛天海祐希)を思い出しました。

この映画の始まりも終わりも途中もファミレスが出てきます。

小説「ファミレス」が原作となった作品です。

この話も、子育てが終わり

残された熟年夫婦がこの先どう過ごしていくか…

がテーマになっています。

 

エンドロールが面白くて、なぜかいきなり皆ファミレスで歌いだしました笑

この映画はハッピーエンドだったけれど…

 

「花束みたいな恋をした」は

ハッピーエンドには至らなかったですね。

まぁタイトルからして過去形なので、そうかな…と予想は出来たんですが。

 

最後に忘れていたGoogleネタを持ってくる演出にくすっと笑えます。

 

ちょっと切ない感じでした。

 

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