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映画『ちはやふる -上の句-』 あらすじ 感想 まとめ

映画「ちはやふる -上の句-」

映画「ちはやふる -上の句-」は、末次由紀による『BE・LOVE』(講談社)で2008年2号から連載中の「競技かるた」を題材とした漫画を映画化した作品。

◎主演は広瀬すず

 

映画「ちはやふる -上の句-」の【あらすじ&映画感想】を紹介します!!

 

映画「ちはやふる -上の句-」のあらすじ

綾瀬千早(広瀬すず、真島太一(野村周平)、綿谷新(真剣佑)は、幼なじみで、小学校の頃、新に教わった「競技かるた」で一緒に遊んでいた。

しかし、小学校を卒業したと同時に、新は家庭の事情で福井へ引っ越し、3人は離れ離れになってしまう。

そして年月が経ち、高校に入学した千早は「競技かるた部」を立ち上げようと心に決めていた。

その高校で太一と再会。

千早は太一にも入部を進め、部員集めに協力してもらう。

「部員は最低5人はいないと部活動として成り立たない」と先生に言われ、なんとか5人のメンバーを集め、かるた部が認められた。

全国大会に行けば、幼馴染の新に会えるかもしれないという思いを秘め、千早は仲間たちと合宿、猛特訓を重ねていく。

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映画「ちはやふる -上の句-」の映画情報:キャスト

映画「ちはやふる -上の句-」2016年3月19日公開。

《キャスト》

・綾瀬千早(広瀬すず

・真島太一(野村周平

・綿谷新(新田真剣佑

大江奏(上白石萌音

・西田優征(矢本悠馬

・駒野勉(森永悠希

・須藤暁人(清水尋也

・木梨浩(坂口涼太郎

・若宮詩暢(松岡茉優

・宮内妙子(松田美由紀

・原田秀雄(國村隼

・綿谷始(津嘉山正種

・綾瀬千歳(広瀬アリス

 

《スタッフ》

【原作】末次由紀ちはやふる』(講談社BE・LOVE」連載)

【監督・脚本】(小泉徳宏

【音楽】(横山克

【主題歌】PerfumeFLASH」(UNIVERSAL MUSIC

【製作】中山良夫、市川南、鈴木伸育、加太孝明、藪下維也、石川豊、弓矢政法、髙橋誠、宮本直人

【ゼネラルプロデューサー】奥田誠治

【エグゼクティブプロデューサー】門屋大輔、安藤親広

【企画・プロデュース】北島直明

【プロデューサー】巣立恭平

【撮影】柳田裕男

 

映画「ちはやふる -上の句-」の感想

①漫画と比べると、幼い頃の描写がない。

ちはやふる」の漫画では2巻まで「小学生編」でした。

小学生のかるたを頑張っている3人に感動したのですが、映画には小学生の描写がほとんどなかったのでがっかりしました。

最初から、主人公である千早が高校生となって登場してしまっているのです…。

小学生の千早達は、新が引っ越ししてしまう事でバラバラになってしまいますが、3人は再会を約束しています。

なので、これから高校生になった3人が再開しても、漫画より感動は薄くなっていました。(少なくても私は)

3人の小学生時代の回想シーンは少しだけありますが、2巻分の思い入れはどこへ消えたのだろう…。と思ってしまいました。

この部分だけが、唯一残念な点です。

 

②部活に打ち込むメンバー達、特に「駒野」くんに感動

カルタ部は部員が5人しか集まらなかったが、やっと部活としての活動ができる。

大会に向けての特訓、大会に出場してからのカルタ部員達の辛さ・心の変化の描写が良く表されていました。

かるた部の部員の少なさに、やる気が無かったり不安に感じる部員もいて中々一致団結できなかったが、大会の決勝戦は本当に熱い

特に「机くん」と呼ばれる駒野のストーリーがグッときました。

「机くん」とあだ名が付く程、いつも机にかじりついて勉強しており「部活なんて時間の無駄」と言っていた駒野

そんな駒野が太一に「頭のいいやつはカルタ部にはいるべき」と勧誘されて入部しました。

そういわれてカルタ部に入るが、部活より勉強の方が大事で、いつでも退部できるよう「入部届」と一緒に「退部届」も提出している。

そんな駒野でしたが、練習試合で負けて落ち込んでいる部員達に、弱点を個別に指摘して励ましたりして次第に皆と打ち解けていきます。

そしていよいよカルタ大会の団体戦

しかし駒野だけは一度も勝てず、自分は皆のお荷物だと苛立ち落ち込んでいきます。

そんな中、他の部員の活躍もあり勝ち続け、準決勝戦になる。

西田は「5人中、3人勝てればいい」と対戦メンバーを決め、一番強い相手に駒野を選び、捨て駒とされてしまう。

予想どおり駒野は負けてしまうが、3対2で決勝戦へ行ける事になる。

皆が喜んでいる中、駒野は「結局俺が必要だと言ったのに、誰だってよかったんだろう!」捨て駒にされ、勝てない自分が惨めになり悔しさをぶつける。

そんな駒野を皆がなだめているうちに、決勝戦が始まってしまう。

やはり落ち込み覇気がない駒野。

その後、太一、西田、奏が駒野の肩に手を置き、駒野はチームの絆を思い出すことが出来ました。

皆の思いが駒野に伝わり気合が入る。

この時の、皆のお荷物になっていて悔しい駒野の気持ちも分かる。今は戦いに集中すべきだが、仲間をほっとけない、なんとかしてやりたいと思うメンバーの気持ちも凄くわかる。この流れが凄く好きでした!!

映画「ちはやふる -上の句-」の感想まとめ

この映画は前半よりも後半から面白かった。

千早役の広瀬すずは、大会が終わると燃え尽きて死んでしまったように白目になり微動だにしない。

可愛いのに…。好感が持てました。

新も沢山出てくるのかと思いましたが、殆ど出てこない。

お爺さんの面倒をみながら、日々カルタの練習しカルタの腕前は昔と変わらず衰えていないようでした。

千早が団体戦の大会に優勝したことを、真っ先に新に報告をすると「カルタはもうやらん。」と言う新。

今作品は、気になる展開で終わってしまいます。

次回からは新も動きだすので、千早、太一、新の三角関係も楽しみになってくると思います。

青春を満喫している微笑ましい作品でした。