arigatom’s diary

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映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」あらすじ 感想 まとめ

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」は、

イギリスでシリーズ合計1,000万部を超える大ヒットを記録した

ノンフィクション『ボブという名のストリート・キャット』

原作とした映画作品。

 

ミュージシャンを夢見ていた主人公:ジェームズ。

しかしドラッグに手を出し、社会からのドロップアウトを繰り返していた。

「ボブ」と名付けられた野良猫との出会い、新たな生き方を探し出して行きます。

 

映画を観て、「アンビリーバボー」で紹介された

猫とミュージシャンに似てる!

と思ったら本人達の映画でした。

 

 

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の「あらすじ映画感想」を紹介します!!

 

 

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」のあらすじ

ジェーム(スルーク・トレッダウェイ/遠藤大智)は

幼い頃からの家庭環境の問題で、麻薬に手を染めてしまう。

現在は麻薬を止めたいと思いつつ

完璧に中毒から抜けだせない状態だった。

暮らしはホームレス同然。

路上でギターの弾き語りをしている。

しかし、道行く人達には殆どお金を恵んで貰えず

食べ残したサンドイッチをくれる人がいるくらいで

ゴミをあさっては食べる生活の毎日だった。

 

そんな中、久しぶりの友人

バズ(ダレン・エヴァンス/遠藤航)と再会。

バズはジェームズに「D(麻薬)を見たら教えて」と言う。

ジェームズは嫌がり相手にしなかった。

ジェームズは町中をさ迷っていると、またダズが現れた。

バズは誰かの車を雨宿り代わりに勝手に乗り込み

手に入れた麻薬をジェームズに進めると

ジェームズは誘惑に負け、二人は車の中で一晩を明かす。

朝、車の運転手が戻ってくると

車の中にジェームズとバズがいる事に気が付き

2人を怒鳴りつける。

それに気が付いたバズは逃げるが

ジェームズだけは目を覚まさない。

ジェームズは麻薬を克服する為に

「メダドン薬」を服用していた事から

麻薬が効きすぎてしまい、病院へ運ばれる。

 

その後、ジェームズの

薬物構成担当医(ソーシャルワーカー)である

ヴァル(ジョアンヌ・フロガット/ちふゆ)が

ジェームズが入院している病院に訪れ

「またなの?」と呆れられる。

そんなヴァルだが、ジェームズの話を親身に聞いてくれた。

ヴァルは、住む場所がないジェームズに、アパートを用意してくれる。

そのジェームズのアパートの窓から、侵入した1匹の猫。

その猫はとても人懐っこい猫だった。

ジェームズは「きっとこの猫は飼い猫だ」と思い

外へ出そうとしますが、出て行きません。

しかたなくジェームスはその猫に

「一晩だけだぞ」と置いてやりました。

 

隣人のベティ(ルタ・ゲドミンタス:竹内恵美子)が

その猫を「ボブ」と名前を付け、

ジェームズはケガをしたボブの世話を続けるうちに

見捨てる事が出来なくなり

かけがえのない家族となっていく。

 

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の映画情報:キャスト

「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」

※2016年11月4日(イギリス)、2017年8月26日(日本)公開。

 

【キャスト】

・ジェームズ・ボーエン(ルーク・トレッダウェイ:遠藤大智

・ベティ(ルタ・ゲドミンタス:竹内恵美子

・ヴァル(ジョアンヌ・フロガット:ちふゆ)

・ジャック・ボーエン(アンソニー・ヘッド:島田岳洋)

・メアリー(キャロライン・グッドール:高梨愛)

・ヒラリー(ベス・ゴダード

・バズ(ダレン・エヴァンス:遠藤航

・ボブ(ボブ)

【スタッフ】

【監督】ロジャー・スポティスウッド

【脚本】ティム・ジョン、マリア・ネイション

【原作】ジェームズ・ボーエン(英語版)

「ボブという名のストリート・キャット」ギャリー・ジェンキンズ

【製作】アダム・ローストン

【製作総指揮】ダミアン・ジョーンズ、ティム・スミス、ポール・ブレット、アンダース・エアデン、ジェームズ・スウォーブリック、ブライアン・オシェイ

【音楽】デヴィッド・ハーシュフェルダー(英語版)、チャーリー・フィンク(英語版)

【撮影】ピーター・ウンストーフ

【編集】ポール・トシル

 

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の感想

①泣けます!!

主人公である

ジェームズと猫のボブが主人公なのですが

その周りにいる人達とかかわっていく中で

大きく成長したジェームズ。

ボブがいたから。

ボブは家族。

2人なら何でもできる。

ジェームズがどこへ行くにも着いてくるボブ。

最初は

「ダメだ。帰るんだ」

とボブを追い払っていたジェームズ。

しかし、何度言っても離れて行かないボブ。

仕方なく、何処へ行くのにも二人で一緒に行くようになる。

 

すると、周りの反応が今までとは違ってくる。

 

ジェームズがギターの弾き語りをすると

「ボブを一目見よう」と

お客さんが集まってくる。

ボブのお陰で、すっかり有名人になったジェームズ。

その後ジェームズは

自分とボブの今後の為に

本格的にドラッグを断つ事を決心する。

断つときは、部屋に長い日数こもりっきりにならなければならない。

何故なら外へ出ると

苦しみからドラッグを服用してしまう危険性がかなり高いから。

その間、想像を絶する苦しみに襲われるが

「大丈夫さ。一人じゃない。ボブも一緒だから乗り越えていける」と

ジェームズは達成させてみせた。

部屋の中で暴れるジェームズにオロオロしているボブが

少し可哀そうに見えた。

でも、側にボブがいたからこそ乗り越えられた。

 

ジェームズがジャンキーになってしまった理由。

その理由の一つであるジェームズの父親との和解。

父親は素直に息子に告白し、息子と向き合った。

 

隣人のベティは、兄が麻薬で亡くなってしまった事から

ジャンキーを嫌っている。

ジェームズはベティに麻薬患者だと隠していた。

しかし、バレてしまってからの勇気ある行動。

人間の弱さと、それを乗り越えていく姿に、ただ、ただ感動です。

②「奇跡体験!アンビリバボー

2013年の12月12日(木)の「奇跡体験!アンビリバボー」に、

「幸せを運ぶ奇跡のノラ猫 人生ドン底男とのキズナ」で

収録されていました。

この時、感動していたから

この映画を見た時思い出しました。

同じ人物と猫だとは。

③原作でほどんど出てこない母親の存在

映画では、実母はほとんど出てきませんでした。

しかし、実際はひどい母親だったようです。

ジェームズは両親が離婚をしてからオーストラリアに移り住みました。

母親は再婚した相手とうまくいかず

ジェームズの名声を利用して

自分をマスコミに売り込んでいたらしいです。

もちろん、ジェームズは

もう母親とは交流は持っていないらしいです。

子供をどこまでも苦しめる母親にはなりたくないものです。

 

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の感想まとめ

実はボブは

2020年6月15日に亡くなったらしいです。

ノラ猫だったので、詳しい年齢は分からなかったようですが

少なくとも14歳だったとジェームズは語っています。

暗闇の生活だったジェームズに

希望の光を与えてくれたボブ。

動物はただ側にいてくれるだけで

人間に希望や癒しを与えてくれる。

話せないけれど、心が通じ合っている感じが

ひしひしと感じました。

 

この映画の続編

『ボブという名の猫2 幸せのギフト』

2022年2月25日に全国で公開されました。

www.youtube.com

 

話はこの映画の続きで、生計を立てる為

路上で過ごした最後のクリスマスの話から始まるらしいです。

クリスマスに起こったボブとジェームズの実話に基づく物語。

まだ見てませんがきになります!!